ハリルホジッチ氏が緊急来日 羽田空港で涙「真実を探しに来た」“慰謝料”要求へ
コメント
注目のコメント
2015年3月から現在までの非常に長い期間、日本のために力を尽くしてくれた人に対して、きちんとした説明をしないままクビを切るというのは非常に失礼だし、日本人として非常に恥ずかしい。それにしても、日本のメディアからハリル擁護まではいかなくとも、この事件の真相を究明しようという姿勢や、なぜ解任になったのかという経緯の全容を積極的に追求しようという姿勢が見えない点に非常に違和感を感じる。ほぼ全てのメディアが「コミュニケーション不足が原因だったらしい」としか報道していないのが不自然。いやいや、3年やで、3年!Jリーグ発足以来、強豪国に対して守備的に戦う術しか持っていなかった日本に、縦に速い攻撃的なサッカーを持ち込んで日本を新たなステージに持ち上げようと試みたハリルをボクは支持していたので非常に残念。同レベルに対して守備的に戦ってそれなりの結果が出たとしても、真の強豪国に勝つことはできないと思っていたので。しかも、今ここで監督を変えて、たとえ結果が出たとしても、それまでの3年間は何だったの?この3年間はいらなかったの?日本のサッカースタイルはどういう方向に向かっていけば良いの?って話になっちゃう。「精神的苦痛」って、そりゃそうでしょ。ハリル、記者会見がんばれ~!以上、ハリル擁護派からの意見でした。
この件についての僕のスタンスは、人事なんだからどちらの言い分が正しいとか論ずべきものでもない。だから関連当事者全員に責任があるし、決断したからには結果を出してほしいと思う。
で、ここからはひとり言。
ハリルホジッチ氏に代表監督の契約をオファーする際に、サッカー日本代表の「ビジネス」の側面をしっかり伝えたのだろうかということが気になっている。
今でこそ、日本代表もJリーグも広告代理店のDが主導しているが、ちょっと前までは"日本代表=D、Jリーグ=H"という棲み分けがあった。
協会であるJFA、国際組織であるFIFAに長らく関与していたDに対して、1990年代に誕生したJリーグを契機に、サッカービジネスに何とか食い込んだのがH。しばらく、この図式は続いていたが、Jリーグのビジネススケールが拡大しないことやACLなどアジアでの地位低下に危機感を覚えたリーグ側が、Dに切り替えた。スカパーからDAZN(Perform Group)に切り替えることで、放映権を一気に上げたのもDが主導で描いた画だろう。
それ自体は本件とはあまり関係ない話なのだが、日本というのは世界のサッカービジネスにおいて特殊な国で、長年、一番人気があってマネタイズをしやすいサッカーチームは「男子日本代表」なのである。ワールドカップに出ていて、そこそこ国内リーグが発達している国の中で、「代表(協会)>クラブ」という関係になっているのは、日本とブラジルだけではないんじゃなかろうか。
だから、日本とブラジルの代表チーム。この二つは、皮肉じゃなくて、お金を稼ぐのがとてもうまい協会だ。ブラジル代表の強化試合というのを見ていると、どうみても強化じゃなくてビジネス優先だろうという相手とばかり、試合をやっている。
マネタイズができるということは、お金を注入してさらに作り出す能力に長けているということだから、それだけ代表チームを取り巻くステークホルダーは増える。それが日本とブラジル代表の特殊性で、ビジネス上のステークホルダーが世界の他の代表チームと比べて、”ちょっとだけ”多い。
協会はそれをハリルホジッチに事前にきっちり伝えていたのかな?過去においてもトルシエもジーコもザッケローニも、その部分の対応力がある人だった。オシムや第2次岡田武史は、「口出しするなら、俺辞めるからな!」と言い切れる強さや立場があった。無念でしょうね。
良い時も悪い時もチームはありますからね。
私もサッカー協会の対応には疑問を持ちます。そしたら任命責任なんて事も考えられますよね。
日本のスポーツにおける組織は、何故変わろうとしないのか?
個人的には、エゴイストが多いと思います。自分勝手な人が多いと思います。他に学ぼうという姿勢が足りないです。