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発見のルーツは日本から出たゴミの中で見つかったバクテリアなのに、それがイングランドで改良・開発されたのが何ともモヤっとします。
まあ妬んでもしょうがないですし、期待したい技術ですね。

すでに放出された汚染物、つまり大海に漂うプラスチックを分解するにはそれを一箇所に集めなければならないので、どちらかというとこれから排出される廃ペットボトルの処理に役立ちそうですね。
ちなみに国内における廃プラスチックの総量は900万トンで、リサイクル率は80%ほど。
アメリカでは20%程度なので、かなり地域差があるようですね。
(一般社団法人 プラスチック循環利用協会発表)
セメント産業でも燃料代替としてリサイクルしてます。
「この技術が実用化されると、ペットボトルを分解して再びペットボトルを作ることが可能になると期待されています」
ゴミ問題を解決する大発見になりそう。並行して、より地球に優しい容器も今後も研究は進みそう。
いいんですけどね、別に基礎研究の科学的な価値なんて、理解されようがされまいが。
プラスチックを分解できる酵素が発見されると世の中の人はこのくらい嬉しいんだな、とわかるし、それが、「偶然」というストーリーと、くっつけると、やはりバズるな、というのもわかるし。
遺伝子組換え作物のこと言う割に、これを海にまくというコメントは意外とスルーだな、とか。笑

さて、内容について。ちょっと、どなたかバイオテクノロジーに、詳しい方に補足してほしいですが、実験施設でX線当てたら酵素が突然変異した、は多分間違っている。
今回の論文の筆者らは、もともと知られていたPET分解酵素の構造を解析していた。
解析の結果明らかになった活性点と思われるところを近づけるように遺伝子組み換えで(mutation)、新しい酵素を作った。
その結果、元の酵素よりも性能が向上した。
ポイントとなる部分を要約から抜粋。
『By narrowing the binding cleft via mutation of two active-site residues to conserved amino acids in cutinases, we surprisingly observe improved PET degradation, suggesting that PETase is not fully optimized for crystalline PET degradation, despite presumably evolving in a PET-rich environment』
という内容だと理解しました。


この記事の元論文はこちらで
https://researchportal.port.ac.uk/portal/files/10156232/Characterization_and_engineering_of_a_plastic_degrading_aromatic_polyesterase.pdf

安田さんが言及されている、最初は日本の発見だった、はこちら
http://science.sciencemag.org/content/351/6278/1196

それぞれのバックグラウンドと今回の成果をみるに、安田さんが気に病むような展開にはなっていないと思います。