[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀の調査によると、労働者の賃金に対する満足度が上昇したほか、求職者の割合は過去最低を記録した。

調査は外部委託によりインターネット上で4カ月ごとに実施。それによると、3月時点で回答者の63.5%が労働報酬に満足していると回答し、前回11月時点(訂正)の59.9%から上昇した。また過去4週間で職探しをしたと答えた人の割合は18.1%と、前回の21.8%から改善、2014年初頭の統計開始以降で最低となった。

転職してもよいと考える年収は平均6万0274ドルと約1年ぶりに増加。前回は5万6858ドルだった。求人企業に対する希望年収も前回の4万9856ドルから5万2141ドルに増加した。一方、実際に提示されたフルタイム勤務の年収は5万6167ドルと、前回の5万9110ドルを下回った。

*第2段落の「10月時点」を「11月時点」に訂正しました。

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