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「シリア攻撃」引き金の化学兵器「疑惑」。現場で何が起きたのか

NewsPicks編集部
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  • 日本企業(中国)研究院 執行院長

    シリアの化学兵器使用についていくつかの疑問があります。
    なぜいつも民間人にたいして使用し、反政府の軍隊にはまったく無傷か、
    なぜ勝利の目の前にして、あえて化学兵器を使用するのか、
    使用の情報はいつもおなじ民間組織から出ているが、その民間組織の運用費用は米英からもらっていないのか、
    などです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    シリアの反体制派というのは、ほとんどは地元のおじさんやお兄さんです。外国人戦闘員というのが欧米では問題視されてしきりに取り上げられますが、全体の割合からいえば数%です。おじさんやお兄さんが自宅に住みながら、よその町へ行くわけでもなく自分の町の自治を確立しようとするのが、シリア内戦の戦いの大部分です。スペイン内戦の共和派や八路軍の遊撃隊のようなものです。そのへんのおじさんやお兄さん、おばさんです。彼らが、アサド政権の攻撃の標的です。
    外国人戦闘員というのは、うまくいかなければよそへ行くし、アサド政権にとっては根本的な問題ではなく、むしろ利用価値すらあります。
     内戦とは統治権の奪い合いです。アサド政権にとっての課題は、アサド政権以外にシリアを統治する者はありえないと知らしめることです。問題になるのは、自治を確立しようとする反体制派の自国民であり、それは不可能であると徹底的に知らしめることが必要です。見せしめも必要です。スペイン内戦のゲルニカ爆撃のように、単に反体制派を降伏させるだけではなく、反抗するという考えを持たせないことが必要です。サッダーム・フセインがクルド人に毒ガスを用いた時も同様で、単に軍事的な必要でなされたことではありません。地元住民によるゲリラ戦、遊撃戦には、気力を喪失させる、ということを目的とした戦術がよくとられます。

    シリア内戦で毒ガスが使用された例は、すでに何度もありますが、技術的な点からも目的からいっても、アサド政権以外には使用者はありえません。ロシア政府は「英国が化学兵器をシリアの現地の人々に提供し、現地の人々が自作自演で化学兵器を用いて大量の死傷者を出して見せた」なる荒唐無稽な主張をしていますが、アサド政権以外の使用者を想定しようとすると、そんな話になってしまいます。ロシア政府がこの主張の証拠として提出した「証拠映像」は最近公開された映画のトレーラーから持ってきたものであることが明らかになっています。
    http://www.afpbb.com/articles/-/3171527


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    明日化学兵器禁止機関(OPCW)の調査員が現地入りしますので、まずはその調査の結果を待つべきでしょうね。

    ただ化学兵器の使用の可否を問わず、外国が勝手にシリアに軍を派遣し、その国土の一部を占領したり、空爆を繰り返し、あまつさえ100発以上の巡航ミサイルを首都近郊に発射するというのは、国際法上認められる行為ではないと私は考えます。

    アサド政権が強権的な独裁政権であることは事実ですが、一方で、政府軍による化学兵器の攻撃を受けたとされる、ドゥーマ市を支配していたジャイシュ アル イスラム(イスラム軍)は公安調査庁がテロ組織指定しているイスラム国家樹立を目指す武装組織です。

    両者の戦闘に巻き込まれた市民の悲劇には心が痛みますが、外国が武力に訴えたところで、その悲劇が終わるとも思えません。

    シリアの行く末を決めるのは、あくまでもシリア国民に委ねるべきです。


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