この連載について
あの「チキン事件」から4年、マクドナルドが遂に復活した。業績は事件前の水準に回復し、今年は約10年ぶりに新規出店に踏み出す。なぜ復活を遂げたのか。そして、日本の「胃袋」の数が減り続け、人々の嗜好やライフスタイルも大きく変化する今、マクドナルドはさらなる進化を遂げるのか。


日本マクドナルドホールディングス株式会社(にほんマクドナルドホールディングス)は、東京都新宿区西新宿に本社を置く持株会社である。J-Stock銘柄。米国マクドナルド・コーポレーションの持分法適用関連会社(affiliate accounted for under the equity method、49.99%所有)。 ウィキペディア
時価総額
6,794 億円
業績

この原稿を書きながら食べている、UberEATSで注文した「グラン」シリーズも、その1つ。80年代の「てりやき」、2000年代の「えびフィレオ」に続く、3つめの日本独自レギュラー商品を、徹底的なリサーチを元に開発・投入しています。
本日より、1週間にわたる特集「マクドナルド進化論」、胃もたれしないよう様々な角度からお届けします。本日公開のカサノバCEO独占インタビューと共に、ぜひご一読ください。どうぞよろしくお願い致します。
しかし、成功談ほどアテにならないものはありません。
失敗談は「どこで失敗したか」が特定できますが、成功には運不運等が大きく左右します。
極めてうがった見方ですが、私はマクドナルドもUSJもインバウンドが最大の原因だと思っています。
海外に行けば知らない店に入るよりマクドナルドが安心。
外国人旅行者によって関西圏が潤い、日本人もUSJに行く余裕ができた。
経営者の方々には失礼しました😅
ハンバーガーというカテゴリーでは日本で一強のマックですが、今やライバルはコンビニやうどんチェーンなど様々。「健康志向」という波も迫ってきます。
食べ物の話だけではなく、その人材育成ノウハウを明らかにしたインタビューも。1週間どうぞよろしくお願いします。
V字回復と言われますが、ファストフードはまさにレッドオーシャンなので、苦しい時の立て直しから中長期的に今後サスティナブルなビジネスが描けているのかすごく気になります。
やっぱり大きかったのは「現場」を知っている下平さんが戻ってきて、店舗とサービスの見直しを徹底的にやったことかなと。
前のCEOの原田さんが店舗の約7割をFC化して合理化を押し進めましたが、その結果、各店舗の顧客サービスが低下したとの指摘もあって、下平さんは「以前はトイレが清潔なんて当たり前だった」と言って、現在の人材の訓練や店舗改装を促進するなど、顧客満足度の改善に奔走されました。
もう一人、足立さんがマーケティング本部長になられて、「店舗での体験」を重視して、色々と新しい施策をされたのも印象的です。ポケモンGOとのコラボなんかが象徴的ですよね。
「お客様に来ていただいても、店舗がきれいじゃなかったら全然意味がありません。ですが今は、顧客に対する調査でもスコアが上がっていて、店舗でよい体験をされた方がまた来ていただけるというサイクルになっています。我々は『Fun place to go』(マクドナルドに行けば何か楽しいことがある)を大事にしています。Fun placeだと思ってもらうのがマーケティングで、来てもらって体験するのが店舗なんですね。なのでマーケティングと店舗体験の両方が大切だと思います」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/020700406/
マックについては過去の記事などを通じて、単なる外食ではなく、子供には「ワクワク」を、大人には「うしろめたさ」を提供している、という稀有なポジションであると理解しており、だからこそベースの強みがあるということなんだと思っています
マックから訴訟を起こされないように現場には大人数の弁護士がいて「事実に反しないか」チェックしたとのこと。
しかし、映画としてはタイトルに「マクドナルド」を入れられていないことからも宣伝も苦戦したのではないかと思います。
しかし、レイクロック以前の本来のマクドナルド創業者、マクドナルド兄弟がテニスコートにチョークで店舗レイアウトを描いて練習を繰り返すシーンが最高でした。
そして、締めが昨年話題になった創業者(というかは悩ましいところなのだが)のレイ・クロックに注目した映画「ファウンダー」で振り返るというのが興味深い。本記事を読みながらも、まさに思い出していたところだった。