【新】なぜ「箱根のスター」は、オリンピックで活躍できないのか
NewsPicks編集部
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今日から3日間、個人的な趣味も入った「陸上特集」をやります。
自分自身が、高校時代に長距離をやっていたこともあって、箱根駅伝やマラソンには思い入れがあり、いつか取材してみたいと思っていました。特に2月の東京マラソンで久方ぶりに日本記録が更新され、テンションが上がってしまいました。
20年前は、マラソンといえばオリンピックの注目競技でしたが、今やなかなかメダルを期待できない種目になってしまっていて、いちファンとして日本の「マラソン界復活」を願うばかりです。低迷の原因の一つが、多くの視聴者を感動させる「箱根駅伝」にあるというのは、なんとも皮肉な話ですが、話を聞くと納得できます。
今回お届けする「元祖箱根のスター」渡辺康幸さんのお話は、陸上にとどまらず、スポーツやビジネスにも活きる内容になっています。ぜひ、ご一読ください。根性論の撤廃。「意味なく距離を積むことは、けがのリスクにこそなれ、レースで結果を出すことと直結しないと考えている」
選手目線で、頭ではわかっていても、根性論で量に依存する練習は気持ちが楽なのです。ロジカルに説明してくれる指導者がいると選手も落とし所が見つかるし、メンタル的に落ち着きます。大迫君、設楽君が東京オリンピックのマラソンで大活躍してこの議論に終止符を打ってほしい。それにしても、箱根のスーパースターだった渡辺監督が自己否定をしながら指導法を見直し、自分の下を離れて米国に拠点を映した大迫君のことをしっかり評価していて素晴らしい