突然奪われたＷ杯での楽しみ(宇都宮徹壱) - ロシアワールドカップ特集
コメント
注目のコメント
宇都宮さんによる、文面からかなり強い怒りと失望を感じるコラムです。
内容にはほぼ全面的に同意します。
田嶋会長の会見での発言を見てもはっきり言って要領を得ません。
>今回の電撃解任について歓迎している人は、少なくとも私のタイムラインで見る限りは少数派だ（フォローしているのがコアサポーター、あるいはサッカーリテラシーの高いファンが多いこともあるかもしれない）。いずれにせよ、彼ら・彼女らは今回の決定に対して、違和感や不快感、さらには強い怒りを表明している。中には「ＪＦＡハウスでデモをすべき！」と主張するツイートも見かけた。
自分の周りのサッカーを良く見ている人も大体今回の解任についてはJFAに失望を感じたところで意見が一致しています。
実のところ、見る文化がまだ醸成されきっていないように感じます。
代表を盛り上げることによってなんとなく代表だけ見る人は増えたかもしれませんけれど。
ライターの言うことや煽るだけのメディアの言うことを真に受ける人も残念ながらかなり多く感じます。
見ていればおかしいと感じることもかなりありますし、そういった意見を出している人も出ています。
ネットが発達してきたからこそ、メディアやライター以外のチャネルから情報を仕入れて自分の考えを発信できる人が増えてきたんだろうな、と思うところでもありますが、まだまだ少数派。
協会のトップがこんな体たらくで勘違いしているのだから、文化が育つに育たないんだろうな、とも思います。
いつまでも古い価値観や成功体験を基準にしていないで、流れの早い世界の潮流を受け入れ、追い越せるようにならなければならないのに、一体何をやっているのか。
トップが成長しなきゃ日本代表も、日本のサッカーも、視聴者・メディアのレベルも上がっていきません。
今回の件で将来は当分暗いんだな、と思わざるを得ませんでした。この部分に特に同意。
「ゼロ年代と決定的に異なるのは、もはや日本のサッカーファンは「日本代表に依存する必要がなくなった」という事実である。なぜなら彼らは、日本代表よりもレベルの高い欧州フットボールや、日本代表よりも身近でシンパシーが感じられるＪリーグを存分に楽しんでいるからだ」田嶋会長の会見がよくなかったのは賛成
以下引用
１）解任の理由は「マリ戦、ウクライナ戦の後、選手とのコミュニケーションや信頼関係が多少薄れてきた」こと。
（２）上記の問題については、個人名は挙げなかったものの「直接、選手からも話を聞いたことがある」こと。
（３）後任監督に技術委員長の西野朗氏を選んだのは、「ハリルホジッチ監督を最後までサポートしてきた」から。
（４）監督交代の一番の理由は「１パーセントでも、２パーセントでも、Ｗ杯で勝つ可能性を追い求めていきたい」という思いによる。
（１）と（２）は事実でも会長は言わなくてよかったのでは？
（４）ということなので二度ど下手な会見をして、選手や日本サッカーのイメージダウンをしないで欲しい。
変な犯人探しのような記事がこれまで沢山あったので、かえって日本代表の足を引っ張っています。
ご自身に権限があるのに、責任を選手に押し付け、一部の選手やスポンサーに忖度したかのような印象を多くのファンに与えてしまったのではないでしょうか。
シンプルに直近の試合の結果といえば良かったのに。
個人的にはハリル監督の解任は仕方ないと考えます。
本番ではもしかしたらそれなりに結果（GS突破とか）を出したかもしれませんが、
なぜなら過去の言動から、指導者として物足りなさを感じていたからです。
限られた資源で結果を出す戦術・戦略家だと思いますが、石ころを黄金に変えるようなリーダーシップを発揮するモチベータータイプには思えなかったからです。細かい戦術家の部分が裏目に出て（もしかしたら通訳の問題かもしれません、ハリルのフランス語が第１言語ではないという事、それを日本人の通訳が日本語に変換して伝えているので、コミュニケーションの点で色々と伝わっていないのでは）選手との信頼が揺らいだのかもしれません。
（彼の人生や軌跡を見るとドラマティックで、ブラジル大会のアルジェリアのような結果を出すこともあり得たと思うのですが、少なくとも今の日本代表には・・・）
でも過ぎたことは仕方がないので、宇都宮さんやアンチサッカー協会のサポーターの方も、W杯の楽しみは誰にも奪われてないので、みんなで応援しましょう。
