"天職に就きたい"他業界へ転職するには - 悩んでいる時間がもったいない
コメント
注目のコメント
カリスマヘッドハンターとして知られる、高本尊通さんがよく、
「転職はしなくてもよいが、転職活動はしたほうがよい」
と言っている。
自らを転職市場に身を晒すことで(結果的に転職はしなかったにせよ)自分の市場価値を確かめることができる、と。悩むより、まず動いてみるほうがよいという。悩むのは無駄、悩まずに考えて、さらに行動することが大事。というお話であればその通りですね。ただ、天職に就きたい、とか他業界に行きたい、って話は単なる無い物ねだりの可能性が高いので、アクションが転職サイトに登録、は違うと思います。
天職とか適職って言葉は、転職市場で人を動かす言葉としては有効なのでしょうが、個人的には嫌いな言葉です。経験の浅い20代のうちは基本的に自分がしょぼすぎるだけのことが多く、適職とか論じる以前に、まず目の前の仕事に適したパフォーマンスを発揮する努力をして上達するプロセスを踏まないことには何も始まらないケースも多い気がします。
仕事が順調だと感じている中堅層も、今ひとつ突き抜けられてない言い訳として、天職が他にある、みたいな発想になりがちではないでしょうか。本当に天職なのかどうかは、個人で複業的にスモールに始めてみるとかのアクションは良いと思います。悩んでいる暇があったら、少しでも興味のあることにチャレンジしてみる。
まず、行動しながら、自分の心と相談してみる。そうしたら、いつか行き着くはずです。その積み重ねしかない。