安定した収益を生むビジネスモデルとは?
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企業規模を従業員数で考えるとき、「300人の壁」はよく聞く話ですね。
全従業員同士が知り合うことのできる限界値として。
それ以上の人数になると、全従業員を属人的に把握・管理出来なくなってくるという話を聞きます。中小企業と大企業の分水嶺の1つ。
自然人の感覚ではなく、組織の機関を通じてしか末端が見えなくなってくると、寂しさがあるのかもしれないですね。
自分自身がいなくなっても組織が回るということは、組織が創業者から巣立っていくということ。
これもまた、独特の寂しさがありつつも、乗り越えていかなければならない壁なんだろうと思います。個人事業は、生身の個人が、限りある命を使って事業を行うので、
事業主が亡くなれば、仮に子などに継承するにしても
一旦事業は、終了です。(当然屋号を残し続ける場合もありますが)
法人は、寿命の無い法人を永続する事が目的の事業なので
時代と共に事業形態を変化させても
企業として続けていく事が正義です。
限りなく個人事業に近い創業者松浦モデルから
企業タイプの新しいエイベックスモデルへ、
エンターテイメント企業への飛躍宣言の回ですね。
CDも日本の場合フィジカルを所有したい日本人独特の
お客様の気持ちと、維持延命させようという業界側の
凡ゆる手段と思惑があるので、コンテンツとしては居残っていますが、CDがまだ売れていると言われてきたイギリスやドイツでも去年、
今年と大きくサブスクリプションに売り上げは転移してます。
日本でも急速なダウンロードの売り上げの落ち込みがあるので、
ある時からCDから一気にサブスクリプションへ移行するでしょう。
早くから自社メデイアやオリジナルの映像コンテンツ制作
を注視、将来来たるべきスマホ向けに着手したdtvなども
今のNetflix、アマゾンプライム、Huluの先駆けと
なっているところは流石先駆者ですね。
プラットホーム型ビジネスへの移行とともに
リカーリングビジネスへとシフトするのもソニーさんなど同様
当然の流れであり、今後
1.豊富なコンテンツの更なるサブスクリプションでの利用と開発
2.他のプラットホームへのコンテンツライセンス
3.アニメ事業の強化(ex.赤塚不二夫原作の焼き直しなど)
4.C to Cを軸としたエンタメ仮想通貨への取り組み
5.音楽著作権ビジネスにおいても恐らくNex Tone
を軸に著作権と著作隣接権を統合したオールインフィシステムを
海外と同様に導入するでしょう。
此れはブロックチェーン技術とサブスクリプションの隆盛から
今すぐ可能な事業システムです。
今後のエンターテイメント企業へのエイベックスさんの躍進
目が離せ無いですね。ビジネスマンとしては辣腕ですが、小室全盛の頃から私は「ああ日本の音楽は後退していく、、」と思ってました。量産型、紋切り型の音楽がチャートを席巻していき、それが良い音楽だと若い人は刷り込まれていく。それは宇多田ヒカル・椎名林檎・aikoが20年前に登場するまでどうしようもない流れでした。CDにレコード会社が依存し、ストリーミングを頑なに拒否するレコード会社の「俺はこれで逃げ切る」と誓った老害が、日本を世界から置いてけぼりにしてきました。
日本の音楽文化的に失われた20年だ思っています。