米3月雇用10万3千人増に鈍化 市場予想下回る

コメント

注目のコメント

• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2018年04月06日

  3月の米国の雇用統計はパッとししない印象です。
  1月は23.9万人増から17.6万人増に下方修正、2月は31.3万人増から32.6万人増へ上方修正、そして3月は10.3万人増にとどまりました。予想より弱かったと言えそうです。
  時間あたり賃金の伸び率は対前年同月比で+2.7％増、これはこの２年間のトレンド通りと言えます。
  ちょっと弱い、という印象ですので、ドルには少しマイナスかもしれませんね、市場の動きを明日また見ておきたいと思います。今週もお疲れ様でした。
• 枩村 秀樹

  日本総合研究所 理事

  ・2018年04月07日

  ３か月平均だと月20万人ペースの増加で、賃金も予想通りの伸び率。景気過熱が示されなかったという意味で、むしろ良い結果だったと思います。
• 金子 修

  大学非常勤講師、銀行系シンクタンク エコノミスト

  ・2018年04月07日

  冬の米雇用統計は天候要因によりかなり変動する。
  2月は例年より悪天候により就業できなかった人が少なかったので、3月はその反動で増加幅が減少したと考えられる。