楽天の携帯電話事業への参入 国が認定へ
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注目のコメント
基地局ビジネスはヤクザな商売ですよ~
基地局の装置の値段なんて今の時代、たかがしれていますが、アンテナの設置は、場所の許可、電源をひっぱること、上流回線への受け渡し、めちゃくちゃ大変です。
そして、穴(電波がつながらないところ)、一つでもあればユーザーからクレームの嵐。
ソフトバンクも苦労しました。
ただ、彼らはボーダフォンから買い、ボーダフォンはもともとJR系のデシダルフォン系と日本テレコムの固定系
AUだって、その前はツーカー(トヨタ)のネットワーク網と、東電はじめとする電力会社系通信網、KDDの長距離網。
ドコモは言わずとしれたNTT
携帯事業で面倒なのは、どのチャンネルをゲットするかという無線も大変ながら、固定網、コアネットワークの構築はもっと大変だったりする。
ワイモバイルも、イーモバイルもイーアスセス時代にADSLやっていてその後携帯に参入した。イーアクセスは、元NTTの千本さんで、もともと稲倉さんとそして、孫さんのライバルとして、NCCを築き上げてきた、あつい思いがあります。それでも1.7GHZというマイナー周波数で苦労した。
1.7GHzとれたのは3.4GHzよりマシですが、それ周波数だけにたよることはできない。それでも800初めとする低い周波数もないと単独では難しい。
チャレンジングなのところは応援したいが、今の楽天の資本を食いつぶして、どこかに売り渡すことは目に見えている。
総務省もよく考えていて、事前調整で楽天の周波数は既存のソフトバンクと新規の割当のKDDIに挟むようにしてある。ようは、何かあって手をあげたら、電波行政上、穴はあけられないから、ソフトバンクさんかKDDIさん面倒みてやってねという忖度もあったりする。面倒みた方は、使いにくい1.7GHZだけど、2倍の帯域になるよと。
周波数マップはこちら
https://www.bcnretail.com/market/detail/20180406_57362.html
書き始めたらきりありませんが、MVNOそしてMNOの道を選び、ドコモ、AU、ソフトバンクとうまくつきあって、おろした回線をいかに、有効に利用するかの研究にお金をかけているIIJの方が、はるかにプロ。もっとも、もともとインターネットの中枢だった会社ですからね。両方ではありませんでしたが、1.7GHz帯を取得出来たのは良かった思います(忖度?)。頓挫する事なく、予定通りサービス開始出来ると良いですね。条件付き認可の様なので、色々厳しい事もありそうです。
イーモバイルと楽天の差、6,000億円でどこまで拡大出来るのか。新規参入はそう多くある事では無いので、過程がどんなものになるのか興味があります。通信速度、安定性、料金が消費者の求めるレベルを超えられれば一気にRakutenに乗り換えても良いかもしれない。ほぼ全ての買い物はずっとAmexだったけど、楽天カードにしてもいいかな。