ブロックチェーンは、技術としても未来像としても残念なものである
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注目のコメント
以前翻訳したブロックチェーンの記事の続編が公開されたので、また翻訳しました。前回ほど長くないのでご一読ください!
僕も個人的に、「腐敗した国でブロックチェーンを」というのは成功する気がしません。まぁ、悲観的になる人は勝手になっていいればよろしくて。
車だって、エンジンから組み立てて、キャブレターいじって、ギアボックス調整してとか、地道にやってる人がいて、でもその他大勢の僕らは、ほとんど何も考えずに、何も知らなくても、キーをひねって(最近はひねりもせず)、ハンドル握り、アクセルを踏めば、安全に車に乗れるわけでして。
コンシューマー様は、一生ブロックチェーンなんてものはいじらないんだから、気にしなくていいのに…。
結局、コンシューマー様からはほとんど見えないところに隠れちゃうはずのものだから、っていうか、見えてるようじゃまだまだの証拠だから、常識的に動くようになるころには、みんな、興味なくなっちゃうんですよ、ブロックチェーンなんてものには。どんなものでも、技術を知らない人が、何が行われているかがわからずに、それをもてはやされる世界は非常に危険です。
Web2.0、仮想空間、VR、チャットボット、AIと、理解をされないままもてはやされて、未来を語られていたものは多くあります。その有象無象の中で多くのサービスが登場しては消えてき、本質的に社会の中で勝ちを獲得したサービスだけが生き残ってきました。
ブロックチェーンも、ブロックチェーンなしに実現できることを「ブロックチェーンありき」で議論することは、この翻訳記事で指摘している通りだと思います。
しかし、どこかに、そんな想像を超える何かがあるかもしれませんし、そういったものが出てきたら、企業として、真っ先に取り入れたいと思います。