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注目のコメント
USIC(学生投資連合)という大学横断サークルが発行する雑誌『SPOCK』のインタビューがNewsPicksにアップされました。若いひとの疑問に答えています。
インタビューしてくれたのは慶應の1年生で、高校時代に私の本をすべて読んだそうです。こういう若い愛読者がどういう人生を歩んでいくのか、楽しみです。学生の頃から橘玲さんの著書のファンです。『80’s(エイティーズ)』も当初は読むつもりではなかったのですが、めちゃめちゃいい話でした。今年読んだ本の中でも一番のお気に入り。是非読んでください。
財テク本であれ、人生論であれ、橘さんの本の根底には、「不都合な真実を直視し、独立せよ」という一貫したメッセージを感じます。
ご著書の中では、多分野の研究結果をわかりやすく噛み砕いて読者に伝えてらっしゃいます。それぞれの分野の専門家の方から見れば、異論は多々あると想像しますが、私にとって橘さんは、まさに本物の「キュレーター」です。
ブラック企業について、「このビジネスモデルは、どれだけ社員が退職しても次の若者が(だまされて)やってくることを前提にしているのだから、人口減で未曽有の人手不足になれば破綻するのは明らか」とありますが、そもそも終身雇用自体が規模拡大を前提としたネズミ講です。こうした不都合な真実を直視し、しなやかに、したたかに処する知恵と気概が必要なのだと思います。テクノロジーが世界を変えるのを加速するのは、2033年ぐらいまでだと思う。それから先は、「人間とは何か?」という探求が本格化するので、AIでは対応できない「自然の中で生きる力」が試されるのではないか。
2033年とはいっても、たった15年先のことで、今、20歳の大学生だったとしても35歳のこと。
となると、今、大学生が志すべき道は、シリコンバレーではないのでは?