「自動運転に準じた機能使用中」 米テスラの死亡事故
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US101に限らないのだが、アメリカのフリーウェイは速度制限が日本と比べると緩い。場所により60マイル制限だったり70マイル制限だったりする。カリフォルニアでは通常70マイル。
つまり、112km。
実態として80マイル(130km)近くでビュンビュン走ってる車も多い。
実際のところ事故当時、何kmで走ってたのかな?というのは気になるところ。
そして、皆さん、動画や写真を見ると気がつくかもしれないのですが、高速道路の割には路側帯が狭く、走ってると特に気になるんですが、壁が近いんですよね。これは場所によるんですが、US101のマウンテンビューからパロアルトにかけては結構狭いんですよね。日本の高速道路と比べると。これが結構怖い。たまに走るときにはかなり気を遣います。
あとNPで何度も指摘してますが、テスラはいい加減自動運転機能という言葉はやめた方がいいですね。運転支援機能でしかないでしょ、今のところ。オートパイロット使用中でしたか。
モデルSの自動運転はもちろんレベル2ですから、ドライバーは任せっきりにしてはいけないシステムです。
とはいえ、オートパイロットに任せておくと、イザって時にはどうにもできない。
例えば、オートパイロット使用時、ハンドルは触っているが全く運転とは別の認識をしている状態⇨オートパイロットが誤動作して中央分離帯に近づく
このタイミングでぼーっとしていた場合、いきなり中央分離帯に向かっている自分のクルマの状況が飲み込めず、結果として何もできずに激突。
ってなりますわね。
テスラ的にはドライバーの過失なんでしょうけど、こう言った状況では「データが信頼できないので自動運転を解除して徐行運転します」なんて感じになるシステムにしておかないと。
よく「自動運転は完全ではない」「完全になるわけがない」という話が出ますが、この「完全ではない」場合にどちらに振れるべきなのかが重要だと思います。
例えば、「状況判断ができない、怪しい場合は徐行や運行停止させる」、そういう方向に振るべきでしょう。
逆に、「状況判断ができない、怪しい場合は今の状態を保つ(速度や方向などを保持する)」という方向に振るのであれば、おかしいです。飛行機のオートパイロットはこっちでしょうけどね。飛行機と車とが同じ考えになるわけがない。
その辺り大丈夫なのかな、とは思います。
個人的にはあの冗談のようなドアハンドルの車に乗るつもりはありません。いざって時にあっさり折れてしまいそうで、救助の妨げになりそう。私も日々全く同じ機能を使って通勤しています。フロントについた一つのカメラによるAuto Pilotは条件が揃えばバッチリ機能しますが、急な横からの割り込み、合流、悪天候などには対応できず、ある程度運転に集中をしていないと結構怖い思いをすることがあります。
シリコンバレーを走る101もいつも中央分離帯を工事をしており、白線のすぐ脇に壁があるとぶつかりそうになります。そんな時は私は怖くてAuto Pilotを解除するようにしています。映像が見て見たいですね。