ラグジュアリーブランドって「どんだけ売れてるの?儲かってるの?」
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リテールコンサルタント小島健輔氏による、ラグジュアリービジネスの解説記事。俯瞰的な視点から見れて参考になります。
・どのブランドも坪効率(面積当たりの販売金額)が高い。
・景気/人気での浮き沈みが大きく、ある年に急に3〜6割増えたり、翌年それがなくなったりする。
・グッズ系(バッグ、靴、アクセサリー)とプレタ系(洋服)の商品構成で、グッズ系の方が粗利率も高い上に安定している。
・直接原価率は低いが開発費が掛かっている。
などなど。
個人的には医薬品とのメタファーが刺さりました。こう考えると、ファッション業界で議論となるパクリ問題の深刻さが際立ちますね。ジェネリックみたいに数年後に…とかに規制されたら、それはそれでオモシロイか?!誰も着ないですかね(笑)アパレル業界の分析をすると必ず出てくる小島氏。もう数十年レベルでこの地位をキープされいるのがさすがです。
本記事も、「営業利益率高い、すごい」で終わらず、しっかりと商品回転を踏まえた交差比率で考察すると効率が悪いとしていたり、坪効率目安が230万で上は400万、内装単価(坪200万円以上)、歩合家賃比率(売上の8~20%)という具体的な数字も大変参考になります。私は否定はしませんが、下記にはいろいろと考えさせられました。
シャネルが15万円のブーメラン 批判相次ぐ高級ブランド、進むべき道は
https://forbesjapan.com/articles/detail/16324