三菱電機が「バイクに冷蔵庫」。途上国の貧困・富裕層、2つのニーズを満たす
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注目のコメント
おーー!テクノロジーとデザインの力で生活を豊かにするとはこういうことか!!
▼デザインプロセス
・評価や実験というプロセスを現地の人と共同で行う
▼画期的な機能
・冷蔵庫の充電はバイクのバッテリーを活用すること可能
・バケツ構造になっていて、バケツのように丸洗いできる
▼解決課題
・田舎から来る魚売りの人々が魚の鮮度を維持できず捨てざるおえない
→魚が傷まず、夕方まで販売できるようになった
・田舎の人が収入を得られない→所得向上に貢献
→1日の収入が5割上がった人も!
貧困層の課題解決だけではなく、富裕層のニーズも同時に満たし、コストダウンを図る→生活インフラとし根付かせるという発想も素晴らしい。
まさに「リバースイノベーション」ですね!
リバースイノベーションにはこのような記載があります。
”リバース・イノベーションは発明からではなく、忘れることから始まる。
学んだこと、見てきたこと、最大の成功をもたらしてきたことを捨て去り、
富裕国でうまくいった支配的論理を手放さなくてはならない。”
現地のユーザーと向き合い、共創しているからこそ生まれているサービスですね。
デザインプロセスから紹介されているこちらの記事も合わせて読むことオススメです。
↓
インドネシアに『冷やす価値』を届ける。途上国の食と暮らしを変える、デザインの力
https://www.blwisdom.com/marketing/series/kopernik/item/10641.html
”現地で魚を売ってもらうという実証実験も行った。すると1日の収入が、なんと5割も増えたケースもあったと言う。”