フェイスブック個人情報利用、米連邦取引委が調査=報道
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これ大変な騒ぎになっていますね…。
そんな中、競合プラットフォームも、対岸の火事と安穏としていられる状況じゃないのですが(事実、記事にもある通り競合企業の株価も下落してる)、Twitter上では#deletefacebookというムーブメントが起こっているようです。
要は「フェイスブックをアンインストールしよう!」ということ。このムーブメントに、今はFacebookに買収されて傘下となったWhatAppの共同創業者もハッシュタグ使って参加との香ばしい報道も出ていますw
https://techcrunch.com/2018/03/20/after-selling-his-company-to-facebook-for-19-billion-brian-acton-joins-deletefacebook/この問題に関しては、朝日新聞の平和博記者のリポート「トランプ大統領を誕生させたビッグデータは、フェイスブックから不正取得されたのか」が参考になります。
https://kaztaira.wordpress.com
フェイスブックにとっては正念場です。また、何よりも、私たちもどんな情報環境を選択するのかを真剣に考える時期を迎えています。「1984」的な監視社会の到来をどう防ぐのか、そして、私たちのデータが欧米的価値観の中の経済発展に使われるならまだしも、ロシアや中国の覇権に与するように利用される危険が強まっているわけです。世界の正念場かも知れません。ますます深刻化しているこの事象はフォローしなくてはいけない。
日本では#deletefacebookまでの動きもあまりないですが、facebook利用において、まずは自己責任でできることがある点ももう少し周知されるべきかと思いました。
ちょっとした心理クイズのようなものは行わない、サードパーティーアプリは慎重に使う、プライバシー設定を見直す、「友人」のプライバシー設定によっても自分の情報がどう見られるかに関わるので、そんな会話も友人と持つ、など。
また、それは考え方、構え方、思想、である認識も必要だと思います。
例えば、電子政府国家のエストニアなど行政サービスの99%がオンラインで完結し、あらゆるデータがオンラインでやりとりされていますが、もちろん政府による徹底した透明性のガバナンスもさることながら、どのデータを誰に与えるか、をきちんと各人が考える責任があると言う教育もされている、と言われます。
自己責任と言う重たい言葉というよりは、自分のデータは当然自分のもの、とデータの主権は個人にあることの認識は重要ですが、難しい。。