この連載について
板ガラス、自動車用ガラスではグループ全体で世界シェアトップ。ディスプレイや半導体部材などの電子分野と、クロールアルカリやフッ素などの基礎化学品分野で3つの事業柱を形成。モビリティ、エレクトロニクス、ライフサイエンスの3領域をターゲットとし、高収益体制を目指す。
時価総額
1.21 兆円
業績
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もっとも疲れていると言われています。
PCやスマホの、長時間にわたる使用。
朝起きてから寝るまで、
私たちは目を酷使しているのに、
なかなかその事実に気づけません。
それは「見えて当たり前」という
思い込みがあるから。
若年層にも増えているスマホ老眼やドライアイ。
目が疲れたとき、どんな対処をしていますか?
目の悩みは放っておくと
いまや失明にもつながるという事実。
日本における緑内障研究の第一人者、
桑山先生は大変わかりやすい説明で
緑内障の仕組みや治療の現場について
お話しくださいました。
AGCと同じように老舗企業である
参天製薬さんとのコラボ。
「緑内障治療薬」を起点に、
世界中の方たちのクオリティオブライフに
ハッピーな変化が訪れています。
同時に、あらためてAGCの
「引き出しの多さ」と情熱を
再確認することができました。
今回でAGCの連載はひとまず終了となります。
110年の歴史の振り返り、
そしてイノベーティブな取り組みは
こちらのインフォグラフィックがわかりやすくて
楽しいです。
https://newspicks.com/news/2708719
今後もAGCの展開にご注目ください!
とはいえ、製造業、とくに化学メーカーにおいてこういった取り組みは珍しいことではないんです。
化学メーカーにおいては創業当初の事業・製品だけでご飯を食べているところはあまりなくて、ガラス会社が目薬をつくったりフィルム会社が化粧品をつくったり洗剤の会社がコンクリート用薬剤をつくったり、それぞれ手広くやっています。
最終製品の形態が洗剤や化粧品や医薬品であっても、その間に作られる中間製品の製造プロセスは似ていることがあるので、それを転用できるからです。
これが実に面白い!
日本は化学メーカーの数があまりに多くて、せっかく開発した技術も国内で価格競争をしている間に海外企業にコモディティ化されて先を越されてしまう、という状況に手を焼いています。
原料価格の影響を強く受けるので円安と高付加価値が両立しないと輸出事業で安定した収益は得られないし、素材事業は製品需要に応じた戦略が必要だし、とにかく世の中に振り回されやすい業界です。
(あと、BtoBなので合コンでは基本モテません)
だけど、新しいことに真っ先に、いちばん基礎の部分で挑戦できるのが化学・素材事業の面白さでもあると思います。
先日、ある企業が集計した就活で学生に人気な業界ランキングで「素材・化学」が2位にランクインしていました。
https://newspicks.com/news/2833012
地味で大変な業界だけど、この連載などで興味を持ってくれた人と早く一緒に働きたいですね。
最後に、奈良岡さん、渥美さん、たいへん勉強になる連載をありがとうございました。
せっかく開発者が社内にいるのだから、インタビューに登場してくれればよかったのに。
他の会社と比べると、ゴリゴリの製薬メーカーよりは、ずっと数は少ないでしょうが、社内にはびっくりするくらい「名門」研究室の出身者がいますね。近すぎてコメントできないですが、タフルプロストの構造式まで出していただいているので、「geminalにフッ素を入れているのが構造上ミソなんですよ」とだけ言っておきます。(それは、見たままを言ってるだけなのですが)
疲れた目を癒すため今から目薬買いにいこう笑