コマース＋実店舗の「コーナーストアー」とは？ーーコンビニ業界へ進出するEコマース企業「Foxtrot」から紐解く4つの強み
コメント
注目のコメント
まさに本日コメントした
https://newspicks.com/news/2889057?ref=user_482950
に隣接した話題が。「コーナーストア」という概念ですね。記事では「日持ちのしない生鮮食品は扱わない」というキメをすることで、ストアが在庫保管機能も保持出来るという形。ただ、ユーザーがついて嗜好性も学習出来れば、おいおい在庫リスクのある生鮮にもアプローチ出来るんでしょうね。
この取り組みの一番のポイントは、シカゴ市内をたった4ポイント（店舗）で配送最適化出来るという仮説（及び実証）ですよね。店舗に来たい人は来れば良いし、それも面倒という人は、超格安で最適化された配送によってデリバリーされるという。個人的に持っている仮説が少し裏付けられたような感覚を持っておりますので、引き続きこの分野は注視していきたいです。Amazonがホールフーズ買収した際、配送拠点を持ったという視点がありましたけど、このコーナーストアはまさにその考え方なんですね。これだったら例えば店舗自体はそこまで見栄えする必要ないので例えば空き店舗とか、特に地方で高齢化が進む場所で使えそうなアイデアだなと。
あと、クラウドソーシングによる配達網っていう点で、クラウドワークスとかランサーズがこういう事業に直接乗り出すっていう展開もひとつありそうでそちらも興味深かったです。
福家さんの連載コラム、過去の記事はこちらから。全部勉強になります。
http://thebridge.jp/author/takashifuke日本のコンビニは生鮮や店内加工食品を増やしている傾向からすると、より鮮明に戦略の違いが見えてきますね。
ぱっと見では少しの差しか感じなくても、戦略の差が格段に違う事業形態を生むことがあります。日用消費財のように商品の差別化が難しいものほど戦略が重要でしょう。
