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【木村泰司】美術史が世界のエリートの教養になった理由 

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    実のところ、西洋美術が知性によって理解される、というのは世界観に基づく話で、ほとんど信仰や宗教の立場の問題です。絵画や彫刻によって表現するということは、世界をそのように切り取って表現しうる、という共通の了解の上で意味と価値を持ちます。重要なのは世界観を共有しているということで、人名や年号を暗記していることではありません。
     仏教の曼陀羅が世界を表現しているということ、あるいは化学式が物質を表現していること、ロウソク足が株価の変動を表現していること、いずれも表現についての共通の理解を持っていることで他者と意味を共有しえます。
     美術品に価値を見出すということは、世界のとらえ方についてある理解を持っているということであり、そのとらえ方を共有する人々と仲間である意識を持つことにつながります。西洋美術における世界のとらえ方は、単純にキリスト教というよりも、古代のギリシア、ローマ以来のものです。人間の肉体をはじめとする自然が美しいという理解、自然が神によって創造されたという理解、自然を解明してそのメカニズムを我がものとすることは人間の尊い使命であること、そういった理解を共有することで、西洋の世界のとらえ方を共有できます。つまり、世界観や価値観を共有しないと本当には理解できない話です。
     中国人やインド人にはまた別の世界のとらえ方があったし、日本人も西洋とは明らかに別物です。外部の他者として西洋の価値観を考察することもできますが、本当に仲間意識を共有するまでになるなら、自ずと世界観や価値観も共有することになります。


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    株式会社ロケットスター 取締役 共同創業者

    "「自分のルーツの国の美術の話ができないと、社会人として恥ずかしいから」"
    海外に出て1番苦労するポイントですね。美術史はもちろん自分のルーツを語れなくて恥ずかしい思いをした事のある人は多いでしょう。


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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    木村さんのご著書『世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」』を拝読すると、絵画は感性で感じるものではなく、知性で読むもの、ということがとってもよく理解できます♪


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