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【対中国】なぜ中国と「つかず離れず」でうまくやれるのか

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    大国の狭間で存続していく、というのは世界の少なからぬ国が置かれている状況です。EUとロシアの狭間にある東欧やバルト諸国、インドと中国の狭間にあるネパールやスリランカ、北朝鮮もそういえないこともないし、東南アジア諸国もやや似た状況にあります。これらの国は、二大国を両天秤にかけて、競わせて、利益を得ようとしているといわれることがあります。実際にそういう発想を持つ人も現地にいたりしますが、ちょっと違います。あからさまに両天秤にかけていたりしては、大国の不興をかってしまいます。
    大国の狭間に存続していく国に必要なのは、二大国いずれともつかず離れずの関係にいて、なおかつ、二大国の双方に利益を提供し続けることです。この国に無理に介入するよりも、中間の位置においておいて、自由にやらせる方が我が国にとっても利益になるのではないか、と二大国の双方に思わせることです。「鵜飼の鵜」になりきってはいけませんが、大国からは自国にとっての鵜であるかのように錯覚させ、絞め殺すよりも魚を取らせ続ける方が、利益になると思わせることです。当然、常に綱渡りをしているような状況になることは避けられません。
    現在、中国が台湾を無理に併合しようとしたり、ましてや武力侵攻したりしたら、利益よりも損の方がはるかに大きいでしょう。現状のままでも、台湾は投資などを通して、中国にとって十分な利益を提供しています。この状態を維持するためには、台湾は中国に利益を提供するだけではなく、相当な軍備、米国との実質的な同盟関係、シンガポールやイスラエルのような国との提携も入念に構築してきました。

    日本も、1950年代から80年代にかけて、大国の狭間で存続することで、経済的な利益を得てきました。90年代になって、米国を牽制するソ連の存在がなくなると、それまでのような利益を得ることはできなくなりました。
    大国の狭間で存続するという国のあり方は、綱渡りで、リスクもありますが、経済的利益を最大化することも可能です。日本も、覇権をもつ大国というあり方はできない以上、台湾などからも大いに参照にできることはあるでしょう。


  • 日本と台湾は、米国と中国に挟まれるという意味で環境が似ています。
    その中で、日本と異なるアイデンティティの持ち方をしていることが分かりました。
    台湾から学ぶことがたくさんあると思います。
    交流を深めていきたいですね。


  • オランダ本社で修行後→宇宙領域→

    中国、台湾、米国の三者関係についてはフォローアップし切れておらず、安易にコメント出来ませんが、

    台湾の社会・経済プレゼンスの高まりは明らかですので、特に、対中国との経済・社会外交を考えるときに台湾と日本の良好な関係性がいきる場面は確実に多いと思いますし、台湾の中国向け対応から日本が学ぶところはプラスマイナス両面事欠きません。


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