悪意のない「ドリームキラー」には要注意!
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2006年から2007年にかけて、Lou Tice(故人)らと教育プログラムの開発を行っていた時、Louから「ドリームキラー」という言葉を教えてもらいました。ケニア人の友人がふざけて「やーい、Dream a killer(ドリームアキラー)だなあ」なんて言ってたら、Louが「アキラはさ、Dream a Keyer(ドリームアキアー)だよ。君が夢の鍵になる。」と。「ルーそれアキラになってない、それじゃアキアだよ」と笑った思い出があります。
自分自身が誰かにとってのドリームキラーにならないようにしたいです。特に成功したことのない人のドリームキラーは別に無視したらいいのですが、問題はある程度の成功を収めた人、自分より上の人の意見をどう聞くか、そしてどう対応するかでしょう。
そこには必ず幾らかの傾聴すべき真実が混ざっている一方、成功バイアスからくるファクトの歪みと、経験からくる一方的な押し付けがもまた多いものです。
そんな時は、何が自分にとって参考になるアドバイスなのか、一方で無視すべきアドバイスは何か、そしてその上で何より彼らが敵ではなく味方になってくれるためにはどうしたらいいのかを考えなければいけません。
全てとは言いませんが、成功者にはジジ殺しタイプが多いのは、先人のいい意味のパワーやエッセンスだけを抽出して、己の夢の実現の推進力に転化することができるからです。
相当の突破力がある人ならともかく、多くの人にとってはドリームキラーを無視するだけでは、事業の成功は覚束ません。
彼らを味方にするための努力もまた、成功のために重要な1つの関門であると言えるだろうと思います。私は幸運なことに両親は夢を応援してくれますし、また夢のきっかけを作ってくれた恩師、今の私をあるがままに認めてくれる友人に恵まれています。そのようなドリームサポーターが私をプッシュしてくれています。
ドリームキラーとはもしかしたら自分自身の弱い心かもしれません。強い心の持ち主は他者の言動に流されることは無いような気がします。