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リーダーシップとは何か?編集者にとって一番の成長は、本作りをすること。長尾さんのチームビルディングの研修を受けていく中で、この本の企画が決まりました!
「『宇宙兄弟』から学ぶリーダシップ・コーチング」という講義や、
「『宇宙兄弟』から学ぶメンタルヘルス」という講義を過去にしたことがありますが、
宇宙兄弟は、本当に多くのことを学べる漫画です。

リーダシップの形には、新田のような分かりやすいものだけでなく、ケンジのような形もありですし、ムッタのような形もありです。
いろんなリーダシップの理論と宇宙兄弟のキャラクターや状況で解説をして、講義している自分が楽しかったのを覚えています。

漫画の中で出てくる言葉はコーチングの要素が満載ですし、

メンタルヘルスを、保つための技法もとても多く取り入れられています。

そんな視点で読んでみるとまた違う味わいがあるかもしれません。
一生懸命で、不器用で、口下手。
だけど一言一言から熱い想いが伝わってくる。

何となく頼りなくて、ほっとけないからついつい助けたくなっちゃう。でもどんどん頼もしくなっていく。

一見するとリーダーっぽく感じないけど、結果的にチームがまとまり成果を出す。そんな人っていますよね、確かに。
自分は全くそんなタイプではないので羨ましくも思いますが、一方で自分のキャラを使ったリーダーシップは別にあったりもする。誰にでもリーダーシップはあるんですよね。

高度成長期のような画一的なリーダー像ではなく、多様な時代ではリーダーシップもいろいろな形がありそうです。
最近流行りのフォロワー型リーダーシップ、サーバントリーダーシップの焼き直し感。定義上、古典的リーダーよりも潜在的に該当する人が多いだけに、マーケティングここに極まれり、といったところか。
宇宙兄弟は何度も読み返した作品。この本で得た知識を元に、大西卓哉宇宙飛行士に取材したのはいい思い出。
僕がこの導入と連載の(12回もある!)をみて思い出したのは、「女性が管理職になったら読む本」。
完全にタイトルをつけ間違えているので、読まず嫌いの人が多そうだけど、中身は落合さんがいうような
21世紀型のリーダーシップの重要性を説く本。

この連載も、いま、あるべきリーダーの姿を見せてくれると期待しています。

マンガを題材に、論を展開するのは、多分、ストーリー性が抜群に高くて、例示の分かりやすさがすごく高くなると思うけど、マンガの読者数以上には、論の支持者が広がらないリスクって、皆さんどう考えているんだろう。宇宙兄弟くらい売れてれば、その内側で商売しても十分な大きさになるのかな。
「リーダーたるもの、行き先や行き方を迷うことなく先頭で示し続け、人々はその背中に憧れ、尊敬しながらついていく——。このようなカリスマ的なリーダーが企業や組織を牽引することで、日本の経済産業はめまぐるしい発展を遂げてきたのです。」(記事引用)

日本にもカリスマ型リーダーはいるが、一般の企業組織では例外的といえる。特に高度成長期からバブル崩壊前までは、日本企業は組織文化でエッジが効き、リーダーシップよりもフォロワーシップの妙で競争優位を築いてきた。リーダー(組織の長)はフォロワーがバランスよく活動できるように調整する人であり、時に何もしないことが価値の象徴や権威であった。これを精神分析医の河合隼雄さんは「中空性の構造」と呼んだ。21世紀のVUCA時代のリーダー&フォロワーの関係性を考察するうえで、日本的な中空性ははずせないテーマだと思う。
“リーダーシップは、他者だけではなく自分に対しても発揮されるものなのです。誰かにコントロールされる毎日と、自分でコントロールする毎日——。あなたは、どちらを選びますか?”
次世代リーダーというより時代にあったリーダー、というところでしょうか。
宇宙兄弟は何度も読んでますが、確かにリーダーシップの重要性を感じる場面が多いです。
共感を生む、気付いたら助けられている、そういった人が今の時代のリーダーとしては向いているのかもしれません。
個人的に大ファンの宇宙兄弟を題材としたリーダーシップ論、とても興味深いです。
スポーツだけでなく、ビジネスにもチームは欠かせません。
楽しみです。
この連載について
人気コミック『宇宙兄弟』から学ぶ次世代リーダー論。チームづくりの専門家でもある著者・長尾彰氏が、TVアニメや実写映画にもなった人気マンガ『宇宙兄弟』に登場する数々のエピソードやセリフを引用し、自分の強みを活かしながらリーダーシップを発揮する方法や、理想のチーム作りを指南する。