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リトル・インドの父。同胞のために西葛西のインフラを開拓した男 

NewsPicks編集部
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  • フリーライター&稀人ハンター

    この記事を書いたライターの川内です。

    「日本で働くということ」の連載ラストを飾るのは、インドから日本に来て40年のチャンドラニさん。お話を聞いていて、あまりの話の面白さに「こんな人がいるのか!」と心底驚きました。

    同胞を助けるために、東奔西走。しかも、インド人の気質なのか、チャンドラニさんの特質なのかわかりませんが、問題解決するための決断の速さとスケールの大きさと言ったら!

    おおらかで朗らかな人柄、迫力ある大きな身体、知性と威厳を感じさせる風貌(一度も髭を剃ったことがないそうです!)を持つチャンドラニさんほど、「○○の父」という言葉が似合う人もなかなかいないと思いました。

    西葛西のインド人コミュニティの最初のひとりであり、3000人を超える規模になった現在の礎を築いた方です。

    ちなみに、チャンドラニさんのお店のカレーは日本人向けのアレンジは一切していないそうですが、絶品でした!


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    インド人には、移住に慣れた人たちがいます。世界中のどこに行っても、同じカーストのジャーティ(カーストに基づく同じ職業の共同体)の人々がいて、助け合うのが当然のことになっています。カーストとそれに基づく世襲的な職業共同体も、多くのインド人にとっては生きていくうえで必要不可欠な仕組みになっています。インドにいた時も助け合うし、世界のどこに行っても助け合うのが当然になっています。カーストごとに異なる食べ物についての規定は、同じ食べ物を必要とする人々のためにレストランなどを開業することを促します。基本的には、上位のカーストほど(罪を犯さないで済む)ベジタリアンが多いです。

    世界の大多数の人々にとっては、自分が生まれ育ったコミュニティから断絶するというのは、ありえないくらい受け入れがたいことです。外国に働きに行っても、自分のコミュニティがないところであれば、短期間出稼ぎする、ということになり、永住することは選択肢になりにくいです。
    ヒンドゥー教徒の場合、世界中にカーストとジャーティに基づく身内がいて、非常にシステマティックにサポートしてくれます。移住することがジャーティとしての働き方の一部のようになっている人々もいます。どこかに移住してカレー屋や両替商を開くのが世襲の生き方、といった人々もいます。こうやって、インド人たちは、アフリカ東部やアジア太平洋、欧米に自分たちのコミュニティを拡大してきました。

    今、西葛西に来ている人たちは、IT企業の要請で、短期の出稼ぎに来ている人たちが多いですね。IT技術者は、そういったヒンドゥー教のジャーティの助け合いがあまりない職業です。二千人いても、IT企業からの需要がなくなれば、すぐにいなくなるでしょう。記事に出てくるチャンドラニ氏は、伝統的なジャーティに基づく家業を持ち、助け合いのコミュニティを形成していこうとする人で、ヒンドゥー寺院の建設にもこだわっていますね。


  • SMBC Group デジタル戦略部

    すばらしい記事、そしてすばらしいシリーズでした。川内さんありがとうございました。
    同胞に尽くし、日本人との関係にも気遣い、ビジネスも拡大させてきたチャンドラニさん、めちゃかっこいいです。

    2000年問題のころに、大勢インドの方が日本に来られたとは知りませんでした。

    これでひとつ思い出したのですが、先日起業準備をしてるインド人の友人から、「インドに帰ればエンジニアはいくらでもあるから、そこは問題じゃないんだけど。。。」と言っていました。
    逆に日本やロンドンでは「とにかく優秀なエンジニアの確保が問題」という話を聞くことが多く、IT人材育成に長年注力しているインドの底力がこうやって現れてくるのか。。と、とても感心しました。

    この心地良い西葛西の住環境目指して、インドのエンジニアの方が日本に来てもらえると、日本のテック業界にとってこんなに有難いことはないのかも、と思いました。


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