[東京 15日 ロイター] - 新日鉄住金<5401.T>は15日、山陽特殊製鋼<5481.T>を2019年3月をめどに子会社化する検討を始めたと発表した。出資比率などは今後両社で検討するが、山陽特殊製鋼は子会社化後も上場を維持する予定。

また、新日鉄住金はスウェーデンの特殊鋼製造・販売のOvakoの全株式の取得について、株式を保有するファンドと売買契約を締結したと発表した。Ovakoの昨年の売上高は約1200億円、総資産は約970億円。18年度上期中の子会社化を予定している。

新日鉄住金は、山陽特殊製鋼、Ovakoとの3社連携も視野に特殊鋼事業の強化やグローバル事業体制の構築を検討するとしている。