東大卒の「女芸人」 就活生憧れの企業で学んだ挫折
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前職では、いわゆる一流の外資系コンサルタントの若手の皆さんと仕事をさせてもらいました。
彼らは本当によく働いてくれてましたが、なんというか悲壮感や切迫感みたいなものが伝わってきました。
簡単に言うと、楽しんで仕事をしているというよりは、修行に近い印象でした。
事実は大事ですが、情報を集めすぎると次に悩むのは、何を残して何を棄てるかです。
情報収集に終わりはないし、この世に完璧な意思決定なんてものはありません。
つまり、仕事は永久に続き、反省ばかりが支配する世界で生きることになりかねません。
一回しかない人生なんですから、自分のしたいこと、できることを思い切り楽しめれば、それであなたは人生の勝者です。
注目のコメント
マッキンゼー1年後輩の石井さん。今でこそ過去の話として相対化できているのかもしれませんが、自身の体験を消化しきるまでは辛かったろうと思います。
彼女ほどではありませんが、僕も新卒時になかなかプロジェクトにアサインされず、焦りを感じましたし、超マイクロマネジメントのマネジャーの下で働いていた時には、1日に3回くらいは縁起でもないことを想像したりと、それなりに苦労しました。
ま、ご飯食べて寝ると忘れるんですが。
つくづく思うことは、人の可能性なんて居合わせた環境次第で如何様にでも花開くということです。入社数年の働きぶりで自分の可能性を諦めてしまうのはあまりにもったいない。自ら機会をつくりだし、その機会によって自らを変えよ、です。
その点で外資系コンサルティングファームの良いところは、卒業が当たり前のカルチャーなので、仕事や組織が合わないと気がつけば、比較的気軽に転職すればいいという発想に切り替えられること。今日の田端さんの記事ではありせんが、お金をもらいながら勉強させてもらっているようなものです。
https://newspicks.com/news/2847163
その意味で、一見優しそうに見える終身雇用を前提としたキャリアトラックや職場環境は、組織に合わない人にとっては心底過酷な環境だと感じます。
小中学校のいじめも似たような話かもしれませんが、カルチャーが合わないと気づけば、無理をしすぎず、とにかく逃げることです。
石井さん率いる同期の忘年会でのマイケルジャクソンの出し物は、素人の宴会芸の域を超えたクオリティーで秀逸でした。きっと天職を見つけられたんじゃないでしょうか。
願わくば早いとこ、ネタで爆笑させてください!(ヒラリーのモノマネは面白かった)やはりコンサルは厳しいんですね。
私の就活時代は外資系コンサルに行く人は少数派で、(誤解を恐れずに言えば)外資系コンサルに行くのはちょっと変わった奴でしたね。
石井さんみたいな受験エリートは公務員や一流銀行、商社に行きました。
※ちなみに私などコンサルという職種があることも知りませんでした。
外資系コンサルが徹底的に「即戦力」を期待するのに対して、私がいたような日本の伝統的な会社は「5年ぐらいは丁稚奉公」みたいな感じで、若手が一人で仕事を回すようなことはなかった。
その違いが分かったのは、2005年ぐらいに入社3年目ぐらいの社員が「大学の同級生がバリバリ仕事してるのに私の仕事はやりがいがない」と言って辞めた時でした。その同級生と言うのは外資系コンサルに入った方でした。
その後も優秀な若者で外資系コンサルに転職した人が何人かいましたね。
31年間大企業に勤めた身からすれば、同年代で色んな会社を渡り歩く「プロ経営者」と言われる方を羨ましく思うことはあります。日本の大企業にいると「経営」を学ぶ機会はほとんどないので、いきなり「会社を再建してくれ」と言われてもできませんから。
でも、石井さんの話や、コンサル出身の方のコメントを見ると、半端ない仕事の厳しさがよく分かります。もう一回生まれ変わるとどうする?と聞かれたら迷います。