【スライド】いまさら聞けない、Uberの歴史・技術・日本戦略
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日本のタクシーの運転手さんに聞くと、お客さんを乗せて走っている実車率はおよそ35%-40%くらいだとすぐ分かります。つまり勤務中の半分以上は、空いたままのクルマを走らせている訳です。ちなみに一般ドライバーのマイカーは、この稼働率が4%ほど。ここにテクノロジーの入る余地があるわけです。
Uberは「その稼働率をもっと上げられますよ。なぜなら、お客さんとタクシーを最高の形でマッチングできるんですからね」という提示を、タクシー会社にしています。これ自体は素晴らしいことです。ただし、その取り分をどうするかという条件交渉などが、難しいところでしょう。また需給に応じたダイナミック・プライシングなどは、規制との兼ね合いもあります。
大局的にみれば、Uberはタクシーのみならず、交通データによって交通ネットワーク全体を最適化することを目標としています。ぜひ今回の「世界一やさしい授業」を読んで、5年先、10年先に500兆円産業といわれる交通分野で、何が起ころうとしているのかも想像してみてください!本日はスライドストーリーで読むUberです。
暴れん坊だったUberは、いかにして“大人”になったのか。
なぜ日本なのか。日本のタクシー界をいかにして口説き落とし、上陸作戦を成功させようとしているのか。前回の特集スライド記事をアップデートして、徹底解説します。【ルーティングとマッチング】
uberと日本のタクシーの違いのポイントは、
ルーティングと、マッチングによる稼働率引き上げ。
後者は、乗務員の収入増を可能にする。
これは乗客からすると、直接的なメリットではないが、
アルゴリズムを駆使したルーティングは日本のタクシーに
根本的に欠けている点。
Japan TAXI のアプリはとても良いが、
乗ると乗務員さんから重ねて道を聞かれるのは
大変不満だ。もうアプリ上で指示済みなのに。
道案内に費やす時間は、休息や、思考、電話など
本来別の目的に使われるべき、というのが私の考え。
これが変えがたいカルチャーであるなら、
いっそuberに新しい切り口で取り組んでもらった方がよいかもと思う時がある。