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アート初心者は、直感で5万円の作品を買ってみよう

NewsPicks編集部
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  • Nikken Sekkei マネージャー/コンピュテーショナルデザイナー

    最高に楽しく為になる連載でした。
    非常に興味が出たので山本さんの書籍を購入しました。

    アートは資本主義の行方を予言する (PHP新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4569826172/ref=cm_sw_r_cp_api_O0VQAb2HWS5Y5

    「訪ねられる人ではなく、訪ねる人であれ」
    より多くの考えや価値を知ることによって、自らの物差しを研ぎ澄ます飽くなき探究心、とても刺激されました。

    5万円アート探索トライしてみよう。


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    Podcast Studio Chronicle 代表

    影響されやすい私は、5万円を握りしめてアートフェアに行ってみました。そして「買うぞ」と念じながら全部の作品を見て回りました。

    しかし…最終日に行ったせいか、ピンと来る作品はほとんどが売約済みとなってしまっており、泣く泣く断念(もし買っていたら、そのくだりも記事にできたのですが)。次の機会に譲ることにしました。

    ちなみに関係者によれば、ここ数年でアートフェア全体の売れ行きがもっともよく、好景気の波を実感しているそうです。確かにアートは景気の影響をもろに受けそうです。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    日本人は決して文化にお金を使わない人たちではありません。出版産業の規模は人口に比して相当大きい方であり、中でも世界の7割を占めるマンガ市場があります。日本アニメも世界中で消費されていますが、収益としては日本国内での消費によって支えられている部分が圧倒的に大きいです。世界に類を見ない巨大な同人文化もあります。
    文化が経済の相当な部分を占めているというのは、多くの社会で見られることですが、お金の使い方は異なります。イスラームを信じる人々は、モスク建築や宗教書にはお金を惜しみませんが、欧米のような美術館やコンサートにはお金を使いません。そして、しばしば欧米人に「文化がない」といわれます。

    「芸術家」がたくさん食べていける社会は、職人の多くが「芸術家」になった社会です。職人はどこの社会にもいますが(「絵師」を含め)、「芸術家」はいわばヨーロッパの発明です。ルネサンス期以降、職人の一部に「芸術家」という地位が与えられ、アート産業に組み込まれました。彼らの作品は高騰し、教会や宮廷、国民国家で物語を構築する役割の一端を担いました。
    日本で明治以降、多くの「芸術家」が現れ欧米でさえ活躍したのは、日本の欧米追随政策が他のアジア、アフリカよりもひと際成功してきた証拠でしょう。今でもアーティストとして食べていけるなら食べていきたい、という若い日本人は何百人もいるでしょう。しかし、「芸術家」が食べていける社会は、教会や宮廷、国民国家の作為があって可能になります。それが無いアジア、アフリカのアーティスト志望者は、欧米の市場を目指すか、欧米の観光客向けのみやげ品作成に従事しています。
    日本だと、「芸術家」として生きたい若い日本人以上に「絵師」として生きたい若い日本人が何万人もいるでしょう。富の蓄積があれば、文化にお金を使うことは起きますが、なぜそれが絵画なのか、マンガやアニメではないのか、ラクダや寺院ではないのか、なぜヴァーチャルなコンテンツや3Dホログラムではだめなのか、といったことは、それぞれの社会の作為で決まっていきます。日本の場合は、マンガやアニメ、フィギュアやコスプレに毎月数万円を使うことを惜しまない、という人々によって世界有数の文化市場が発展してきました。


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