この連載について
テクノロジーによって交通産業を革新する巨大ベンチャーのUberは、これまで閉ざされてきた日本市場に上陸できるのか。その舞台裏を、日米両国の取材を基にしてNewsPicksオリジナルレポートで描く。
Uber Technologies is a technology provider that matches riders with drivers, hungry people with restaurants and food delivery service providers, and shippers with carriers.
時価総額
23.1 兆円
業績
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本特集はUberが「日本市場というブルーオーシャンを手中に収めるのか」という議論ですが、「Uberスゲー」的に思考停止的に読んではいけない。
なぜ国産ライドシェアを生み出せなかったか、巨大バージン市場を米国企業に熨斗を付けて献上しなければならなかったか、残念でならない。ここに猛省が必要だと思います。
Eコマースには楽天がいるしZozoもいる、インターネット産業にはそれぞれの分野で日本企業が活躍している。
ではなぜタクシーはダメだったのか。一言で言えば既得権益の存在でしょう。
しかしこれから起きる「デジタル革新」にはすべて既得権益がいます。医療、教育、物流、製造業、自動車etc.
それらで同じ事が起きるのか、つまり海外企業の草刈り場に日本市場は今後とも成り下がってしまっていいのか。
そういう観点で本特集を読み、これからのデジタル革新に備えるべきだと思います。
皮肉にも、この産業に変革をもたらしているテクノロジーやイノベーションは、タクシー産業のレベルが低かった国々から生まれてきています。Uber(米国)やディディ(中国)、グラブ(マレーシア、シンガポール)、オラ(インド)など。彼らはいまやクルマの移動のみならず、あらゆる移動ソリューションを提供する企業に変貌しつつあります。
そして日本上陸をかかげるUberは、まだ配車サービスの熾烈なバトルが始まっていない、日本市場を「ブルーオーシャン」と定めて、既存のタクシーと手を組もうというアプローチを進めています。NewsPicksはその最前線を追いました。
その課題設定は正しく本質をついています。タクシーしかありません。にもかかわらずなぜ国内のタクシー業界を動かさずuberに期待しているのかよくわかりません。
"自身のファンドがUberに出資している、ジョン・ルース前駐日米国大使など、あらゆるコネクションをUberが総動員したという。"
駐日大使も国益というか私益というか、貪欲さがすごいですね。
期待しているというより各方面に顔を立てるためしょうがなく会ったのかもしれませんが、ティム・クック以来というのはかなり大きな出来事です。
繰り返し言いますが、タクシーvsライドシェアではありません。タクシーでもライドシェアでも好きなドアツードアの移動手段を選べるようにすべきです。利用者はもちろん、運転手もね。
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日本では、「日本人向け」にサービスを調整し続けて日本人にとっては使いやすいサービスが多い。でも最近は、シェアエコによって提案される新しい体験(Airbnbでは旅行先で安価にそのエリアの人々の生活体験ができる、WeWorkではアントレプレナーシップを持ったもの同士で働く・暮らすを体験できる)自体に共感してサービスのファンになる人が増えているように思う。
ので、日本版に調整しながらも、変に日本風にならなければいいなと願ってます。