焦点:ダイムラー筆頭株主に躍り出た中国吉利の「秘密工作」
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ロイターが、中国の自動車メーカー浙江吉利控股集団がダイムラーの株式約10%を取得し、突如筆頭株主になった手法について解説しています。
正直なところこの記事ではまだ全容はまだわからないと思います。しかし保有株比率が3%や5%を超えた場合、これを当局に通知するルールを迂回すべく始めからスキームが組まれたのであれば、グレーな気がしますが、ドイツ連邦金融サービス監督庁の調査結果はどうなるでしょうか。
とはいえ、本当に問われるのは、ダイムラーが北京汽車と協業をしている中で、吉林側が何で(EV関連と言われています)どれだけの投資成果を産むのかでしょう。
ご参考:
https://newspicks.com/news/2872215?ref=pickstream_130194
https://newspicks.com/news/2878081?ref=pickstream_130194記事が示していることが真実なら、明らかに、主観的にも客観的にも、大量買付や公開買付についての市場ルールの脱法行為だ。
この仕組みの作出と実行に手を貸した、投資銀行も法律事務所も市場に対する重大な責任問題がある。