【現地レポート】ネットフリックスの最新テック戦略
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有名な話で今更ではありますが、ネットフリックスは映像産業のマネーボール。スポーツはデータで勝ち、エンタメもデータで勝つ時代。
事実ネットフリックスがデータで予言した通り私はまんまとハウスオブカーズを全シリーズ「最後まで見」てしまいました。
これを穿った言い方をするなら、我々はデータによって感動させられたり、笑わされたりしているとも言える。
同様に裁判も経営も、医療も教育もデータで決まる時代に急激に突入しつつある。
ある意味では感動も富も幸福すらもデータで買える時代と言って言い過ぎでは無いのかもしれない。我々はとうにSF映画的な世界を生きているのかもしれませんね。2日間に渡って開かれたラボデイでは朝から夕方まで、びっしりとレクチャーが組まれていました。70人ほどの記者を複数のグループに分けていたので、スピーカーは同じレクチャーを何度もやっていたのだと思います。そういうことをしても丁寧に内容を伝えたいというエンジニアの熱意が伝わってきました。
レクの内容は「モバイルをどう制するか」、というところにありました。
人々の使うデバイスが多岐に渡るようになると、単にパソコンで見ている仕様で映像を流すのとは違う戦略が必要なのだと改めて実感しました。
書ききれませんでしたが、吹き替えをどう作るのか、字幕をどうつけるのかというデータの取り方もとても面白いです。国によって嗜好が全く違うので、文化にも合わせて復元していかないといけないとのことでした。
"「だから、ちゃんと客が喜ぶことにお金を使えているのか、みんなが払っているお金に見合う以上の質のコンテンツを提供できているのか、我々自身に毎回問うているんだ」"
すごいですよね。Netflixと離れてしまいますが、この考えを為政者が持っていたら。税金をもっと効率的に使ってくれたら、と思ってしまいます。