【石井朋彦】テクノロジーはアニメをどう変えるのか
2018/3/9
日本が誇るコンテンツの代表格であるアニメーション。テクノロジーによりアニメの世界にも変化が起きている。これからアニメの可能性はどう広がるのか。スタジオジブリ、Production I.Gでプロデューサーを務め、現在、博報堂グループの映像制作会社クラフターで取締役プロデューサーを務める、石井朋彦氏に聞いた。
3DCGによる変化
──テクノロジーの進化により、日本のアニメづくりはどう変わってきたのでしょうか。
大きな変化のひとつは、3DCGの本格的な導入です。
最終画面を想定したトライ&エラーが可能になり、ゲーム、VR、アプリなど、様々なウインドウへの展開が可能になりつつあります。
これまで日本のアニメ制作現場の中心は手描きでした。アニメーションを修正したり、他メディアに展開したりするには、描き直さないといけませんでした。
対して3DCGは、「描いてしまったら終わり」とはなりません。「撮り直し可能な実写映画」と言えば良いでしょうか。
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この連載について
5G時代に向けて、コンテンツへの注目が高まっている。今後どう映像コンテンツは進化するのか、コンテンツの創り方やビジネスはどう変化するのか、どんなメディアの組み合わせが生まれるのか──来るべき「コンテンツ黄金時代」を各界のビジョナリーたちに展望してもらう。
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