震災7年。知ること、できること
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今日から3月。東日本大震災から7年を迎え、被災地の現状をお話させていただきました。
被災地の状況も変わって来ているので、ボランティアの数が減るのは仕方がないものの、被災市町村への派遣応援職員が減っていることが気にかかります。
まだ復興が完了するまでには、多くの人の手が必要です。被災地での復興業務の経験は、地元に帰った後も必ず役に立ちますので、全国の自治体の皆さんには、引き続き派遣を検討いただきたいですし、災害時には、こうした派遣が確実に行われるような仕組みの構築も必要です。
被災地へボランティアの代わりに、防災やまちづくりを学びに行くのはいかがでしょうか。大学や高校、また企業研修担当者や防災関係者には、得るものがきっとあると思います。応援職員が減っているのは、国が地方を制限できないという理由があるんですね。
勉強になりました。
これまでどんな風に自分が支援できるのか、行くことが支援なのか
時間が経つにつれ、わからなくなっていましたが
久保田さんの「自分の勉強のために被災地に行っても良い」というお話は
なんだか肩の荷が下りるような感覚でした。
東京もいつ大災害がくるかわからないので、震災にどう対応したらいいのか、その後は何が大事なのか‥。7年と聞くと、もう随分過去のことのように思ってしまいますが、これからのことを知るためにも被災地で学ぶことは忘れてはならないですね。同感です。ちなみに、自治体に関して言うと、人手という観点もさることながら、都市計画や復興のグランドデザインを推進していく「技術職」が派遣応援を含め、圧倒的に不足し、復興のボトルネックになっている実情があります。
東日本大震災から7年弱。復興の現状、どのようにイメージされますか?
「① 避難者は、約47万人から約9万人まで減少(平成29年7月)
うちプレハブ型仮設住宅の入居者は、約3万人(平成29年4月)※ピーク時は11万人強」 出典:復興庁「復興に向けた道のりと見通し」
この数値を聞いて、もうそこ「まで減少」したと思うか、7年弱経った今なお、まだ避難者9万人、仮設暮らしの方が3万人もいると思うか。個人的には後者です。
私が3.11後に復興の関係で東北に赴任した期間に、既に被災地でも風化は始まり(内陸部と沿岸部での温度差)、今や日本全国でも3.11関連の報道も極端に減りました。ただ、毎年訪問していますが、昨年でもまだ仮設住居暮らしの方は少なくなく、盛り土真っ最中で、現場は依然復興中です。
この教訓を日本の他地域、将来世代、そして、同様のリスクに見舞われる可能性のある世界に発信、共有することが「よそ者」の私にも出来ることの1つだと思ってます。7年経った今でもまだ出来ることはたくさんあります。
以下、ご興味ある方はご笑覧ください。
【東北 - 3.11東日本大震災から7年弱】
https://note.mu/nikorimu/n/n91b5cfecd7f9