ドイツ連邦裁、市中心部へのディーゼル車乗り入れ禁止を支持
コメント
注目のコメント
見出しだけだと実効性などが分からないので、英語報道も見てみた。下記はBBCからの抜粋だが、是非現地の方からもコメントを頂きたい！
トラックはディーゼルにならざるを得なかったり、既に使用していることを考えると、急激な規制は現実的ではないと思う。一方で、ディーゼル車には当たり前だが完全な逆風だし、中古価格も下がるだろう。これだけディーゼルを推し進めて、でも資産価格が下がることのブランド価値の毀損はボディーブローのように効いてくるかも。
http://www.bbc.com/news/business-43211946
・そもそもはDUHという環境団体がドイツの70の都市でEUのNOx基準を超えているという調査を昨年出したことから始まった
・政府は禁止に反対で、また現時点でも禁止は回避可能と言っている
・都市間での一貫性を担保するために、ドイツ政府が何らかの政策を提示する可能性があるのではないか。またEU基準に適合しているかという話ではなく、欧州他国でも基準適合していない年はあるので、ドイツを先例として他国も続く可能性がある
・最新のEuro-6規制適合車であれば問題はないが、ドイツの1500万台のディーゼル車のうち270万台のみが適合。それ以外は、それ以前に発売されたもの
・足元のドイツ国内での自動車販売台数に占めるディーゼル車の比率は、2015年の48％から39％にまで低下している。ディーゼルでもユーロ6はオーケー、配達用商用車もオーケー。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.digima-news.com/20170303_14581/amp
二酸化窒素濃度はディーゼル乗用車が少ないアメリカや日本でも高い。
https://www.google.co.jp/amp/s/sustainablejapan.jp/2016/01/13/no2-concentration-map/20568%3famp=1
個人所有のディーゼル車をスケープゴートにするのが手っ取り早い。本来産業界の排出の方が大きいのですが、そっち規制すると揉めますからね。
足下で困るのはユーロ5以前のディーゼルエンジン搭載クルマ乗ってる多くの市民です。ディーゼル車優位のヨーロッパのトレンドは既に変わりつつありましたが、そのトレンドを加速する動きです。欧州企業のリースポリシーも年々、エコカーに厳格化され、原則ハイブリッド同等やEVを選ぶ必要があるという事例も聞いたほどです。規制の関係か、ガソリン価格に関し、ディーゼルの値段がレギュラーより高い地域があり、驚きました。
燃費、ハイブリッド、EV分野で相対的に優位性を持つ日本車メーカーにとって一層の好機となるかもしれません。
ハイブリッドやEVを強力に推進する環境先進国オランダでも日系は相応にシェアがあります。トヨタは日系で最もシェアが高く、6％程度で第５位です（オランダは自国のブランドがなく、ブランドシェアは多様化。トップのVWでも10％程度、2017年）。日産もリーフを始め、よく見かけます。
現在滞在中のアイスランドもエコの観点からトヨタを始めとする日系車のシェアが圧倒的に高く驚きました。直観では5割以上です。レンタカーで借りた車もマツダでした。
