【秘録】小泉進次郎が"必殺仕事人"にかけた「一本の電話」

2018/2/28
影の首相候補ーー。
今、自民党内では小泉進次郎と並んで将来の総理大臣として有力視される男がいる。祖父に福田赳夫(第67代内閣総理大臣)、父に福田康夫(第91代)を持つ、衆議院議員の福田達夫だ。
アイドル顔負けの人気を誇る「小泉家」などと比較すると、派手さのない「福田家」の印象は薄いかもしれない。
しかし、日本の歴史上、親子二代が続けて首相を務めたのは「福田家」しかなく、永田町では、気づけば総理大臣を輩出している「必殺仕事人のような一家」という評価がもっぱらだ。
それだけに自民党内では、三菱商事のエリート社員として鳴らし、ビジネス感覚に優れた福田達夫に期待する声は大きい。
総理大臣一家の長男は、一体どんな男なのか。政治家として、何を目指すのか。本人を直撃した。
福田達夫(ふくだ・たつお)/衆議院議員。1967年生まれ。東京都出身。1989年に慶應義塾大学を卒業し、1990年に米ジョンズホプキンス大学高等国際関係学研究所に留学。帰国後、1993年に三菱商事入社。2007年に父親である福田康夫首相の政務秘書官を務め、2012年に群馬4区から出馬し当選。