裁量制データ「ずさんな調査」 担当した労働基準監督官が証言
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時間管理をしない裁量労働では、実働時間が正確には分からない。会社にデータを用意できるはずがない。
該当する人にヒアリングする場合、匿名性を保証しないと事実は報告されない。なぜなら、労基法違反状態の場合、事実を報告したことが会社に知られることを恐れるからだ。
勤務認定の根拠があやふやになれば、労災事故の取り扱いも難しくなると思う。
その一方、「成果に応じた報酬」などともっともらしいことをいうが、因果関係はない。裁量労働だから成果型報酬になるわけではない。普通の労働でも成果型報酬にできる。成果が使用者の判断に委ねられると、結局、報酬決定の不公平性・不透明性が高まるだけだ。
成果を客観的に測れる限られた高度な専門的職務でのみ可能な制度だ。
全ての専門的職務(士業、クリエイター、研究職・教授職)で、タイムチャージ制を禁止し、成功報酬を強制したら、どうなる?
とりあえず、大臣・議員に適用し、選挙時の「公約」を達成できない大臣・議員の報酬はゼロにしたら?この証言が本音かどうかは別として…
リサーチャー視点では、
1. ロジックチェックをしていないミス
時間不足というよりも、リサーチスキル不足
2. 調査員の「手段の目的化」
素人調査員のマネージ不足
と、まあマネージャーのスキル不足だろうな…
時間を言い訳にしているが、
「日本人の強み」を失っていることに気がついているのか?