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Ironlev社も主張している「パッシブ磁気浮上」ではないかというコメントもあるが、パッシブ磁気浮上とは反磁性体(紙とか水など)が磁石に反発する性質を使ったもの。これは一般に非常に弱い力で、実現可能な磁場の大きさで反磁性で鉄道車両を浮かせることは不可能。
磁石で紙を浮上させるのが難しいことからもわかる。針の上に載せたティッシュペーパーの"こより"くらいなら、反発力で少し動かす事ができる。お札でやるとインクが磁性体なので逆に引かれる。カエルを16テスラという強磁場で浮上させた実験は有名。
levitating frog
https://youtu.be/A1vyB-O5i6E
ちなみにこの実験で2000年にイグノーベル賞を受賞したオランダの物理学者アンドレ・ガイム氏は、2010年に炭素材料のグラフェンに関する研究でノーベル賞も受賞しており、両方を受賞した唯一の人。
超伝導の完全反磁性を使った磁気浮上も、広義にはパッシブ磁気浮上と言える。
Ironlevの説明を見ると(殆ど何も書いてないが)、"Ferromagnetic(強磁性)"を使っているとあるので、どうやら鉄レールの強磁性体としての性質を使っているとのこと(この時点でパッシブ磁気浮上と矛盾)。強磁性は基本的に引力なので、浮上のためには上部になにかがあってそこに対して働く引力を使う他ない。
http://www.adrianogirotto.com/en/ironlev-magnetic-levitation-adriano-girotto/
説明図や最新の技術デモ(透明な円筒のやつ)見ると、おそらく上側の磁性体と磁石が引き合う力を使って、重力方向の摩擦を減らしているだけのようだ。
テスラのEVを乗っけているデモは、わざわざ空いた空間を青色LEDで照らすなど、神秘性を強調する演出があり、電磁石を使っている様子はない。唯一考えられるのは、レールの頭部分の出っ張り部分に下から引力を働かせる方法だが、動画を見る限りそのような機構はなく、殆ど詐欺だと断定して構わないだろう。
おまけに浮けば推進力は噴射しかない。ハイパーループは前後の気圧差が使えた。鉄道の速度限界はそもそもレールとの摩擦の大きさではなく、摩擦が足りなくなることで決まる。アイデアからして矛盾している。
ハイパーループなんかもそうですが、既設構造物の利用はコスト削減に直結するので、実現性がグンと上がりますね。
テスラの自動車をテストに使っているのも遊び心があって面白いですね(笑)
でも、こういったニュースを見て、「日本でも導入すればいいのに」と考えるのは、やや早計だと私は思います。
JRリニアだろうがハイパーループだろうがイタリアリニアだろうが、日本で実現するのはそう簡単ではありません。
リニア実現の難しさは、用地買収とか大深度トンネルとか山岳トンネルとか、車両やレール以外の問題でも動いています。
挙げればキリがないほどです。
今や日本は技術的にも経済的にも世界一流ではありません。
でも、リニアは日本が曲がりなりにも世界一流だった頃から挑戦し続けてきた夢なのです。
1つや2つのイノベーションだけで叶えられるほど簡単なことではないということは、どうか理解してあげてください。
速度に拘らなくても、レールの保守費用削減や、騒音の軽減とか色々メリットはあるんじゃないでしょうか。
ここらの簡単な原理だったら、誰も思い付かないわけないし、やはりおかしい話か。
てか、このStatic levitationって落合さんの浮いてる玉の作品の原理と同じっぽいからこちらを先に調べてみよう。
ここに兆円つぎ込んだ方が?と思ってしまうが。