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江戸東京研究が広げる都市の知性。400年の歴史が作ったもの

ニッポン、グローバル人材のリアル:朝日新聞デジタル
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「町歩き」は、この数年で一般的な趣味として定着しました。しかし、町歩きを存分に楽しむためには知識や情報を仕入れておく必要があります。今回のインタビューでお話を伺った陣内先生も、東京を楽しむための知識についてこのように語られています。

”東京を歩いて楽しむためには、知的じゃないといけません。ヨーロッパは古い建物がそのまま残っているので、知識がなくてもある程度楽しめます。でも、東京のマニアックな面白さを知ってしまうと、物足りなくなってしまいます(笑)

東京は変わり続けているけれど、その中に変わらないものが見つけられる。たとえば、敷地のあり方や道路ネットワークは、江戸時代とほとんど変わっていないんです。だから、建物などの上物は変わっているけれど、ベースは変わっていない。東京は常に新しい街でありながら、一番古い街でもあります。

東京の地図ほど面白い地図はないです。古い地図と新しい地図を持って歩いてみると、江戸の街がどのように変化して現状のようになったか、どのように設計されたか分かりますよ。”

法政大学の江戸東京研究センターでは、江戸・東京の歴史や文化に触れられるイベントを多数開催しています。東京の町歩きをもっと知的に楽しみたい方にはおすすめです。
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東京という都市はハチャメチャです。
三菱地所のお膝元である丸の内周辺はお手本のような都市計画がされており、現代の繁栄を象徴する高層ビルが立ち並ぶ一方で、その足下には日本銀行や三井本館などの見事な近代建築が点在し、しかもそのど真ん中に皇帝が住んでいます。
はっきり言って異常です。私が外国人なら文化と歴史がゴッタ煮すぎて卒倒しています。

そもそも東京は、都市ではありません。
都市というのはふつう、機能や役割、コンセプトというものを持っています。例えばアメリカなら経済はNY、政治はワシントンD.C.、映画はハリウッド、などといったように。
では東京という都市の役割は?強いて言うなら首都機能ですが、それにしては巨大すぎます。
東京は都市ではなく、街の膨大な集合体で、しかも街の一つ一つが生き物のように時代に合わせて進化してきました。東京の西側、つまり新宿や渋谷や池袋は明治以降に発展した現代的な街ですが、東京の東側、つまり両国や浅草、日本橋などは江戸時代の娯楽や経済の中心地で、今でもその名残はのこっていますね。
江戸でも明治でも昭和でも、それぞれの時代の需要に合わせて好き勝手に進化した結果が今の姿なので、時代背景を考えると山手線のどこを降りても飽きません。

私の専門の土木的な話もしますと、江戸は水の都市です。というより、徳川家康と伊奈忠次(治水の神様)のおかげで水の都市になりました。
もともと利根川は埼玉から東京湾に流れ込んでいましたが、高地での洪水対策や東回り航路を銚子から河道に接続する目的で、これを千葉方面に付け替える大普請が行われました(利根川東遷)。
徳川家康が普請奉行と作事奉行を分けたせいで、日本では今も土木と建築が分断されてしまうのは少々困りごとですが、先人の大事業には敬意を表さずにはいられません。

東京は、外国人が観光するには奥が深すぎると思います。知れば知るほど面白い都市が首都なんて、われわれ日本人は本当にラッキーですよ!
ブラタモリじゃないですが、東京の街は、歴史的な経緯や地形の成り立ちなどに興味を持ちながら散歩するだけで、十分楽しめる。
古い建物が残っていなくても、江戸を感じられるところがすごいと思います。
おもしろいですね。
古地図と照合して、ああここが毛利家の屋敷か…とか確認するひとりブラタモリをたまにやってます。そのうち、スマホをかざすと江戸時代の町並みがストリートビューのように見えるサービスが出てこないかな、と期待しています。
こんなに面白そうな研究センターがあるんですね。
独学で色々なツールを使って東京の土地としての歴史を調べていた僕には、とても魅力的です。

東京は生まれ育った地元ですが、まだまだ知らない事が沢山。
一人街歩き、してみたいです。そんな贅沢はたして家族許してもらえるだろうか。。。
江戸時代の古地図による散策をお勧めします。時空を超える旅に出られますよ。