14億「モンスター国民」のゆくえ ~ 中国社会の「法治」を考える
コメント
選択しているユーザー
14億人の「モンスター国民」。
中国社会には、古代から現在まで常に国民の上に立つ「統治者」が存在し、中国の“普通の”人々は、「喜んで」はいないものの、それを受け入れています。こうした体制の下では、国民は、自分の意に沿わない事態になると、何かにつけて政府に解決を迫るという発想になります。
「自分がうまくいかないのは世の中のせいだ」→「世の中が悪いのは統治者のせいだ」
中国の統治者たちは、最近になって、この「モンスター国民」をもてあまし気味になっているようです。こんなに大量の「モンスター国民」を育ててしまったことを後悔し始めているのではないでしょうか?
注目のコメント
なんだかイタイ記事ですね。
>> もちろんこれらも「法治」の一部には違いないが、日本社会の「法治」の概念とはズレがある。私たちが日常的になじんでいる「法治」は「法律という一つの体系の下、社会的地位や属性などに関係なく、すべての参加者が同じルールでプレーすること」という考え方である。一方、中国社会の「法治」は「法律という道具を社会の管理者(権力者、政府)がしっかりと運用し、社会正義を実現すること」という意味合いが強い。 <<
あの、お忘れかもしれないですけど、そもそも「法治」っていう漢字語自体あちらのお国で生まれたものでは?まー、それはさておき、一方的に中国社会で一般的に使い習わされている「法治」という語の用法を見下してるけど、日本の社会で通用している「法治」の概念だって、本来の輸入元の"rule of law"の概念からはズレがある。目糞鼻糞くらいに考えておいた方が健全でしょう。”専制的な制度にしたばかりに、政府に対する依存心や「おねだり」ばかりが肥大化し、叶わないとすぐに文句を言う。自立した個人として自己の責任で物事を解決する精神が育っていない”