超音波で眠っているスマートデバイスを覚醒させる

コメント

注目のコメント

• 牧野 泰才

  東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授

  ・2018年02月22日

  IoT系の小型センサデバイスの消費電力、大半が通信によるものなので、いかに無駄に送受信せずに寝ておいて、必要なときに起きて送受信できるか？というのが、この分野の肝です。
  昔から待機モードと送受信モードを上手いこと切り替えるという話はたくさんありますが、この技術のポイントは、そこを電磁波ではなく超音波でオンオフする、というところですね。
  
  それにしても「超音波（中略）は、はるかに物理的な現象であり」という表現が凄く違和感あったのですが、英語だとそうでもないんですよね。物理的という言葉よりもphysicalの方が、モノが動く現象というニュアンスが強いからだろうか。
• 木村 和貴

  コンサルティングフォーム マーケティングコンサルタント

  ・2018年02月22日

  おもしろいアプローチ！
  スマートデバイスをスタンバイさせておくコストを省くため、オフにしておき、オンにするための超音波センサーを別途用意し低コストで運用する。
  別で用意するパターンもあれば、今後はスマートデバイス自身がこういった機能を搭載しているケースも考えられる。
• Yamazaki Takahiro

  大学 助教・材料/物性物理

  ・2018年02月22日

  同じく振動現象（変位，振動，音，電波）から電力を回収するエナジーハーベストに着目しています。適用分野によっては，熱環境や機械的環境が著しく悪く（高温や衝撃による機能の喪失），従来の圧電材料では対応しきれません。そこを違う磁性材料で打破しようという分野が私どもの研究となります。