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NewsPicksでは本日より、企業信用調査シェアトップの帝国データバンクとコラボした独自連載を開始します。
帝国データといえば「倒産情報」を日々追う業界の雄ですが、全国に83拠点、1700名のスタッフが網の目ようにアンテナを張り巡らせていることはあまり知られていません。経験豊富な記者たちが足で稼いだ情報を元に、話題の倒産を追う「倒産ルポ」をまずはお送りします。
また、来週以降は豊富な企業産業データを元に、独自の分析企画もお届けしていきます。NewsPicksとのコラボにより、よりタイムリーにデザイン・ビジュアルの力をかけ合わせながら、シンプルかつコンパクトなニュースをお送りできればと思います。ご参考まで、以下は帝国データ独自のインフォグラフィックです。
「帝国データバンクの数字でみる日本企業のトリビア」
http://www.tdb.co.jp/trivia/index.html
この他、「ラーメン屋のサブスクリプションモデル」「不漁問題に揺れる北海道の水産業界」などなど、他では読めない「最新」の産業トレンドをいち早くキャッチしたレポートも。これらのサイクルで、毎週、役立つニュース解説をお届けしていく予定です。
なお、年末の「2018年大予測」の記事も、改めてぜひ。
【帝国データ】8年ぶり増加。この「3業種」で企業倒産が増える
https://newspicks.com/news/2684251/
今後は帝国データバンクの豊富なデータを活用しつつ記者の方々とうまくコラボしてビジュアルでもわかりやすい記事もつくっていきたいなと思っているので、どうぞお楽しみに・・・!
金融のリアルな側面が見れる楽しみな連載!
少し言葉をかみ砕くと「売掛債権」は、会社→顧客への既に商品・サービス提供が完了して、顧客がこれから会社に対して支払いをするもの。だからバランスシート上は「資産」に含まれる。
逆に「貸付債権」は会社が貸しているもの。本件では「ある会社」がジヤーナル社に対して持っているものなので、「ある会社」にとっては資産だが、ジヤーナル社から見た時には借りている=「債務」。
「売掛債権」についてPC1が本当に保有していたのが、記事の『「そもそもPC1号が資金回収できるという債権の発生自体、本当だったのか?」という疑問も浮かんでくる。』という文が指していることだと思う。
貸付債権は保有していた模様だが、それはあくまで会社に対して「金返せ」という権利、また破綻したときに分配を受ける権利。売掛債権の対象となっている企業に「うちに支払え」という権利はない。
そして、もし売掛債権について権利がPC1に移動していないのであれば、会社側としては、まだ破綻前であればあてにしていた資金が入ってこないので資金繰りが厳しくなる。
※文章を読み解く限りこんな感じだが、間違えていたら指摘いただきたく!