AIの進歩で激変 就職・採用活動の未来
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この記事はアメリカをはじめとした、職務型求人(仕事が先に定義される、いわゆる適所適材型)に関する記事です。
終身雇用の名残がある日本型の適材適所型求人(人が先で仕事が後付け)からすると、ピンとこない箇所も多々あります。
とは言うものの、AIや機械学習でマッチングを図ることによって、採用業務のある部分は効率化できるでしょう。
しかし、人間は感情の生き物です。職場の人間関係、上司・部下・同僚からの良い評価やフィードバックが、働き続けるためには必要です。
この働く人の感情を何らかの形で取り込まなければ、本当に理想的な人材配置はできません。
その点をどうするのかな~?と思って読み進めていったら、ちゃんと最後に書いてありました。
『しかし、AIだけでは簡単に測れない要素もある。職場が感情的にしっくりくるか、仕事で満足感が持てるか、一緒に働きたいような人が働く職場かといった点が常に重要になる』
そう、まさにここなんです。人間の感情的・感覚的な部分を、機械学習に取り込めるかどうかが、そのプログラミングをする人に哲学があるかが、今後ますます大事になってくる。
これがきちんと最後に示唆されていて良かったです。
注目のコメント
大量のレジュメが集積する求人プラットフォームやメディアにおいて活用が進むという話と、放っておいても大量の応募が来てしまう巨大企業の就職・採用活動において活用されるのはイメージが湧きます。
また、ジョブディスクリプションをもとにスキルフィット重視で採用を行う従来の組織モデルと違い、より人物・価値観を大切にするカルチャーフィット重視の組織モデルが増えつつあるという話も考慮していく必要があると思います。正確にテストで能力、志向がはかれるようになればなるほど採用ミスが減り、採用されるひとがかなり減るだろうなと思います。
ある大手のHR幹部にテクノロジーに投資して採用テストの精度あげるのはどうか?とお話ししたら、
そんなことしたら主力商品が売れなくなるかもしれないと。正確に判断したら採用人数が減るはずなのでと。
まあ、、、たしかにそうかもですね、、