鴻海、スマホ生産効率化 工場無人化へ4600億円
日本経済新聞
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労務管理の限界を超えるレベルでの生産調整がガンガン入るのだとしたら、設備投資コストをかけてでも自動化、省人化することに意味はあると思う。
結局、ピークキャパシティに合わせて生産能力を揃えさせられるので、生産調整が入ると大変だろう。
人員雇用と解雇のスピード感と生産調整のスピード感が合わないとどうしようもなくなるビジネスモデルなので。無人化を進めるのに投資コストはかかるが、その投資コストを賄える以上の稼働率さえ維持できれば、投資回収できる。そして人件費の変動にも左右されにくくなる。
一方で、Hon Haiは中国本土で大量の雇用を抱えている。雇用を抱えているゆえに人件費の影響や、労務管理がノウハウでも課題でもある。そして無人化を進めて雇用ニーズが減れば、地元政府や社会との軋轢も深まる。
かじ取りがとても難しい課題だと思う。
Hon Haiに限らず、自動化投資は中国で進められている。日本企業がそれの受益者で居続けられるか、それともニーズ増加と併せた現地企業の躍進にやられるか。そこ含めて注目。Apple向けの工場ですので、Xの不振は打撃が大きいと思います。ただ、無人化した場合、短期的には雇用への影響が心配です。
とはいえ、長期的には効率化しないとホンハイ自体が傾きかねないので良い判断だと思います。