[フランクフルト 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は14日、中央銀行が発行するデジタル通貨は現金の適切な代替にはならないとの考えを示した。

同総裁は現金を廃止することは「誤り」だとし、中銀によるデジタル通貨導入も誤りであるとの考えを示した。

ただ、民間部門が開発したビットコインなどの仮想通貨に対する需要の抑制につながる可能性のある、より速く効率的な決済方法を促進することの是非は各国中銀次第となるとの見解も示した。