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月を目指し、米NASA予算増額 国際宇宙ステーション25年まで

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    【追記】NASAがやらなきゃ未来永劫誰もやらないようなことをするのがNASAの仕事だと思うんだよな。ぶっちゃけ月面基地なんてNASAがやらんでも20年もすればどこかの民間企業がやっているでしょう。

    トランプがキャンセルしようとしている宇宙望遠鏡WFIRSTこそ、1円の儲けにもならないが故にNASAにしかできないミッション。儲からなくてもやるべきことが人類にはある。それをするのがNASAの仕事だと僕は思う。
    【追記終わり】

    タイトルが紛らわしいが、あくまでこれは予算要求です。最終的に決めるのは議会。政府予算要求がだいたい通る日本とは違って、アメリカは議会が頻繁にちゃぶ台返しにします。

    例えば、エウロパ探査(Europa Clipper)ミッションは過去にオバマ政権が何度もキャンセルしようとしましたが、テキサス州選出の下院議員(共和党)のJohn Culbersonが強力なエウロパ探査サポーターで、毎年彼がちゃぶ台返ししてくれたおかげでエウロパミッションは続いています。(ちなみにテキサス州の権益だろ、ってのは間違い。Europa Clipperをやっているのはカリフォルニア州のJPLなので、彼の選挙区にお金は落ちない。彼は純粋なエウロパ狂。)

    さて、気がかりなのがWFIRSTのキャンセル。これはかなり特異なミッションで、NRO(国家偵察局)が使わなくなったスパイ衛星をNASAに寄付して宇宙望遠鏡にする、というミッションでした。主鏡の大きさはハッブルくらいなんだけど、コロナグラフがついているので、海王星レベルの系外惑星なら直接撮像できる。非常に楽しみだったミッションなだけにがっかり。Culbersonのようにちゃぶ台返しにしてくれる議員がいるかどうか。今、WFIRSTをやってるJPLの上層部は、必死に宇宙クラスタ議員にロビー活動しているはずです。

    そんなわけで、最終的な予算はこれとはだいぶ異なるものになるでしょうから、このニュースには過剰反応しないのが吉です。


  • NASA Jet Propulsion Laboratory Systems Engineer

    今日、NASA長官代理によるNASAの今後と2019会計年度予算要求についてスピーチがあり、その後JPLでは全職員向けに所長からフォローアップがありました。

    要約すると、
    ・NASAは火星を念頭に、民間企業と国際パートナーと共に再び月を目指す
    ・予算案199億ドル、うち105億ドルは以下の3つの領域に集中
     ①月・深宇宙探査
     ②地球低軌道の民営化
     ③探査のための研究・開発
    ・月着陸船も民間と協力して小さいものから段階的に開発する
    ・2025年ISS予算終了に向けて民間プラットフォームを支援していく
    ・WFIRSTと5つの地球科学ミッションは中止

    また、BigelowやMoon Expressなどいくつかの民間企業がこの予算案を支持する旨の声明を出しているようですね。穿った見方をすれば、これは半分は本音で半分は媚びでしょうか。事業内容がNASAの方向性に沿っていればもちろん支持しますが、そうでなくてもNASAからの資金が民間の生き残る道でもあるので、ある程度NASAに寄せていかなければならない事情もあるでしょうね。


  • IDEO Play Lab Business Design Lead / Science Writer

    ISS打ち切りがニュースになってますが、7年後先までの運用計画があること自体すごいですよ。7年先の社会保障でさえ分からないのに。早く民間に使わせてと思っていたところなので、NASAがISSの民間活用を念頭に置いているのは嬉しい。ビジネスプラットフォームが広がります。

    月への計画ですが、今回の発表内容を見る限り具体的な計画はない模様です。月周回ステーションの建設構想もありますが、官民提携を前提に実現することを考えている予算配分かと。

    先日、アメリカの母校にて、現在NASAの月周回ステーション構想に関わっている地質学の教授と話しましたが、彼はNASAから「ステーションがあったら何ができるか?」と相談を受けているそう。月を目指すと宣言しているとはいえ、具体的な施策が知りたいところ。

    石松さんのコメントにもありますが、民間企業との提携を前提に考えている月計画なので、そこは前向きに捉えて積極的に関わっていきたい。おそらくNASAもSLSじゃなくてSpaceXやBlue Originと連携していくのかなー。実際、NASAのCFOが開いた会見によると、FY19の着陸船ミッションに向けたRFP(提案依頼書)を近々出すそうです。


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