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安楽死は、苦痛から逃れる最後の手段ではない

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  • 株式会社oneself. 代表取締役(産業医)

    緩和ケアについて。

    >緩和ケアは、1)苦痛の緩和、2)対話、3)家族のケアで主に構成

    >きちんと緩和ケアと治療をしても苦痛が取り切れない場合に、ホスピスを中心に、鎮静薬を使って意識を下げる治療が行われてきました。

    >鎮静は亡くなる数日前に行われることが主であるため、「安楽死とどこが違うのか」と議論になってきました。しかし、この二つは目的が全く異なり、鎮静は苦痛を緩和するために行われ、安楽死は患者を短時間で死なせるために行われます。しかし、緩和ケア教育を受けていない医師は、鎮静と安楽死を混同し、その結果、鎮静に反対する医師もいます。また自分の信念から鎮静を行わない医師もいます。

    >家族は患者と同じくらい、時には患者以上に時間をかけてケアをする必要があります。

    >きちんと緩和ケアが適切に行われれば、肉体の苦痛は軽減されます。
    >最近では、身体が十分に動かない、だるい、自分自身の事を自分で決められなくなる、尊厳がなくなるといった、病気で衰弱することから逃れたいと考える人が多くなってきました。
    >不治の病ではない人でも、もう十分に生きた、生きるのに疲れたという思いに対しても安楽死を選択できるようにしてはという議論もあるのです。
    >生命を脅かすほどの不治の病ではない方には、どの国であっても安楽死は実行されません。

    >充実した緩和ケア(肉体・精神・社会ケア)をきちんと実行できれば、苦痛から逃れる最後の手段として安楽死を考えないのではないか。緩和ケアが受けられない患者は、安楽死しか選べないほど追い込まれた苦痛に直面してしまう。
    >今、日本でも安楽死を選択できる世の中になった方がよいと考える人が増えています。一方で、緩和ケアの普及は相当不十分。
    >安楽死を望む人たちの考えは尊重したい。しかし安楽死と医師による自殺幇助は緩和ケアに含めてはいけません。なぜなら、緩和ケアは安楽死したいほどつらい状態でも、まだ何かできることがあるはずと、探求し続ける医療だからです。
    >WHOは、「緩和ケアは死を早めたり、引き延ばしたりしない」と基本的な考えを提唱し続けています。

    >安楽死の合法化を議論する前に、患者、家族が苦しい状況でも生きていく支えとなる、医療としての緩和ケアをもっと受ける機会が得られる社会になれば、それぞれの鉛色のわずかな部分に、もっと鮮やかな色が宿ると信じているのです。


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