人生100年時代の誤算。3回転の続きをどう生きるか

2018/4/7
4回転目を考えなくては…
「人生を3回転味わう」
日本マイクロソフトの社長を退任した2000年に出版した自著『新世代ビジネス、知っておきたい60ぐらいの心得』の冒頭で、ぼくはこんなことを書いています。
その時、44歳。マイクロソフトという1回転目の人生をリセットしたばかりだったぼくは、次の20年間に人生をもう2回転楽しむことを宣言していました。
今年、ぼくは63歳になります。
2000年5月に起業したインスパイアという投資コンサルティング会社は、社員数1桁と小さいながらも、いまでは純資産25億円、毎年5千万円以上の純益を出しています。これが2回転め。
そして3回転目は、2011年に始めた書評サイトHONZ。
思わずこの本が読みたくなる、そんな素人レビュアーの思いのこもったレビューを集めたサイトは、ノンフィクション界において最も影響力があると言われるサイトに成長しました。これが3回転目です。
ぼくは人生を人の3倍、味わうことができました。
ここまでは、2000年の宣言通りです。
ところが、予想外だったのは、医療技術の発達で人生100年の時代になったこと。3回転のあとの延長戦がまだ35年もあるのです。