トヨタがJapanTaxiに約75億円を出資、タクシー向けサービスの共同開発検討へ
コメント
注目のコメント
トヨタ本体から75億円のご出資を、「タクシー頑張れ」という熱いエールを頂きました。
配車アプリ(UXまだまだで申し訳ありません)の圧倒的な改善でお客様に、タクシー専用フリートマネジメント・AIタクシー配車の開発でタクシー乗務員やタクシー会社に、そして走行・画像データマネジメントで日本の国家安全保障に、それぞれ世界最高のUXをもたらしたいと考えています。
その実現が、JapanTaxi社員のみんな・日交グループ及びタクシー業界関係者の皆さま、そしてここまで応援して頂いた方々への恩返しだと胸に刻みながら。
「おごるなよ 丸い月夜も ただ一夜」トヨタが専用車の供給とあわせて、タクシー配車サービスの開発にも乗り出すのは戦略としてしっくりくる。ただ快適な交通インフラが社会に実現されるにあたって、JapanTaxiの保有キャッシュがボトルネックになっているイメージがそもそもない。どちらかというと既得権益へのこだわりとかがネックなイメージなのですが。少なくとも、アプリ及びサービス自体が使いにくいのは、そもそものコンセプトの問題で、開発費が足りないからではないですよね。
個人的に、75億円の資金使途のイメージがあまりついていません。自動運転技術を開発するとかで、タクシーのビジネス構造自体をがらっと大きく変えるとかであれば期待はできるけれど、、、例えば現状の日本交通の施策から、そういう方向性を感じたことはあまりないです。タクシーとトヨタの歴史は80年以上も前、まだトヨタが今ほどプレゼンスがない時代にタクシー業界をあげてトヨタ車を採用してからのお付き合い。そのため今となっては年間1,000万台以上製造するようになったトヨタも、タクシー用に自動ドア開閉などの個別カスタマイズを行い、タクシー業界に寄り添っている。そんな中トヨタが関係会社を通じて海外のライドシェア各社に出資をした際は、タクシー業界との間で様々な軋轢があったと聞いています。
さらに川鍋さんは90年続くタクシー最大手の日本交通を創業家三代目として引き継がれて、全国ハイヤー・タクシー連合会の会長も務めている立場。そんな中で日本交通の業績回復を経て、自身は会長に退かれて、子会社のJapan Taxiの経営にコミットされている。以上の事からだけでも今回のディールが金額の多寡だけではない、重い意味を持つことが容易に拝察できます。
UberやDidi、Grabのような海外プレイヤーももちろん素晴らしいチャレンジだと思いますが、個人的には(もちろん自社を含め)日本発のサービスだって負けたくない。比較するのもおこがましいですが、大きな勝負をされる川鍋さんに同じスタートアップの経営者として健全な嫉妬心もありつつ(笑)、僕はこれからもJapan Taxiアプリを使い続けます(^^)