採用選考に「AI」を導入しようとしたが、断念した会社の話が面白かった。
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コメント
注目のコメント
|AIがどういう事を考えているのか、そこで使われた
|プログラムをみて、私達に理解できるだろうか?
|断言するけど、普通の人には絶対にできない。
半分正解、半分間違いかなと思います。
学習されたAIを説明するAI技術の開発も始まっています。例えば、
http://journal.jp.fujitsu.com/2018/01/23/02/
もう一つの側面は、ある課題解決にそもそも説明が必要か、という点です。これは課題によりけりです。医療なら間違いなく説明が欲しいでしょう。一方、ネット広告なら説明不要な場合が多そうです。クリック率さえ高まれば十分ですから。
新卒採用は微妙です。1万人から1千人に絞る書類選考なら、AI任せも一つの考え方です。絞った1千人分をしっかり読み込む方が、最終的に良い人を採れる可能性が高いかもしれないからです。ところが最近盛んに研究されているのが,AIが自分自身の判断根拠を説明できるようにすることも含まれていまして,すでにある程度実用になっているシステムもあるようです。この記事にあるように「100%できない」という断定は,なかなか危険なようでして。
『部署内で「採用は非常に責任がある行為だから、AIが出した答えに本当に合理性があるのかを二重にチェックする必要がある」という事になったのだという』
企業の採用担当責任者であれば、真っ先に思い浮かぶ懸念事項です。
説明責任を果たせないのは、特に外資系企業では致命的です。
『責任をとれるAIの開発』は、新しい開発テーマになるかも知れません。