この連載について
2017年11月24日で、当時、戦後最大の倒産と言われた山一證券の自主廃業からはちょうど20年が経過する。バブル崩壊の象徴と言われたこの倒産劇から、日本は「失われた20年」ともされる薄暗い時代を過ごした。株価がバブル以来の高値を見せる一方で、企業の不祥事も次々と発覚する今、バブルと企業不祥事の関係を、裏側で暗躍した存在とともに振り返る。
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人材紹介・人材派遣等の人材関連事業を展開するほか、住宅・美容・結婚・旅行・飲食などの多様な分野で、個人と企業を結ぶマッチングプラットフォームを提供。M&Aによる海外での事業拡大も推進。
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総合重機国内最大手。ガスタービンや原子炉などエネルギー関連、製鉄機械など大規模機械・プラント、物流機器、防衛・宇宙分野の機器などを手掛ける。脱炭素に向け、エネルギー転換や各種機器の省エネに注力。
時価総額
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為した事の良し悪しとは全く別の話として、動乱の時代を生きていた人々の考えや生き様というのは興味を惹かれますね。半ば神話化、美化された昔の人の話よりも、時代が近いこともあって生々しい。
冷静に考えると恐ろしいですね。もう亡くなっていることと思いますが、当時の幹部は忖度してのうのうとしているとは。今ならネットがあるので、この手の忖度は凄まじく炎上していることでしょう。
忖度ではなくせめて法務大臣の「指揮権発動」にしておけば、黒い歴史として後世に語り継がれたのですが…。
特捜部は忖度しちゃいけません。
正式に「指揮権発動」されるまでは、徹底的に調べるのが義務です。
一つ覚えているのは、銀座の地下街をヨレヨレの格好でよろよろと歩いている男性がいて、ただ眼光だけは鋭くて。江副さんでした。髪の毛は半分以上白髪。確かリクルート事件が発覚ししばし経過した後でした。友人と「まだ牢獄には入っていなかったんだね」と囁き合ったのを昨日のように思い出します。